'17年9月の婚約内定は、日本中が祝福した。(C)JMPA 画像を見る

「娘の結婚の見通しについてですけど、それについては、私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今、なっているのか、考えているのかということは、私は分かりません」

 

6月21日の会見でそう述べられた秋篠宮さま。7カ月前の会見では小室圭さんに厳しい姿勢を見せていた秋篠宮さまも、もはやなすすべなしなのか――。皇室ジャーナリストは、驚くべき想定を口にする。

 

「昨年2月にご結婚延期が発表されてから1年4カ月あまりが経ちましたが、眞子さまの小室さんへの思いが揺らぐ気配はありません。このままの状態が続くと、一度は消えかけた婚約が“復活”へ向かう可能性が出てくると思います」

 

小室圭さんの代理人・上芝直史弁護士は本誌の取材に「小室さんの気持ちはまったく変わっていません。眞子さまと結婚したいという思いは、これまで通りです」と答えている。

 

「眞子さまと小室さん、お二人の結婚の意志が変わっていない以上、無理やり破談にはできません。できることは、小室さんが結婚相手としていかにふさわしくない人物かを眞子さまに訴え続けることだけです。しかし会見のご様子からは、もはや秋篠宮ご夫妻は説得を断念してしまわれたように見受けられるのです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 

今回の会見で秋篠宮さまは、眞子さまの結婚に関する質問に対して「申し訳ないですが、もう一度質問を……」と戸惑われた様子をお見せになられた。しかし、皇室担当記者は首をかしげる。

 

「宮内記者会からの質問内容は、2週間以上も前に伝えられていました。眞子さまの気持ちをお聞きになる時間は十分にあったのです。『娘から話を聞いておりません』とおっしゃった秋篠宮さまですが、『まったく話ができなかった』というのが実情でしょう」

 

さらに会見へ至るまでにも、眞子さまを刺激しないようにという配慮が見られたという。

 

「実は、当初の質問案の文面には『小室圭さん』の名前があったのです。しかし、秋篠宮さまに仕える皇嗣職から『外国訪問と関係ない質問は困る』とのクレームが入り、小室さんの名前は削除されました。結局、秋篠宮さまはご自分から小室さんの名前を口になさらずに済んだのです」(前出・皇室担当記者)

 

前回の会見で秋篠宮さまは《多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況》にならなければ婚約にあたる“納采の儀”を行えないと、きっぱりとおっしゃっていた。しかし前出の皇室ジャーナリストは、その前提が揺らぐ可能性もあるという。

 

「“国民からの祝福”は憲法や皇室典範に明記された条件ではありません。明確な基準がない以上、最終的には秋篠宮ご夫妻が結婚の可否を決めるほかないでしょう。すなわち、秋篠宮ご夫妻が説得を断念すれば、もはや眞子さまと小室さんの結婚を妨げる障壁は事実上なくなってしまうのです。眞子さまはご公務には積極的に臨まれ、7月には南米のペルーとボリビアも訪問されます。小室さんの留学生活もいまのところ順調です。眞子さまと小室さんの地道な努力を評価する声も徐々に広がりつつあります。秋篠宮ご夫妻も、そういった声を無視できなくなっているのかもしれません」

 

眞子さまと小室さんが、再び笑顔のツーショットを見せる日が来るのか――。

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