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《餌などもらってるわけないやろ、ボケッ!空想の世界だけで生きているオッサンには現実の政治戦略などわからんやろ》

 

ツイッター上でそう怒りをあらわにしたのは、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)だ。橋下氏がいう《空想の世界だけで生きているオッサン》とは、作家の百田尚樹氏(64)を指している。ことの始まりは、橋下氏がテレビ番組で二階俊博幹事長(81)を評価するコメントをしたことだ。

 

「こういう状況だからこそ、二階幹事長のような、ある意味『憎まれ役』、中国とあれだけ付き合いをやっていたらいまの日本の状況ではものすごいバッシングを食らうけど、ああいう政治家も増やさないといけない」

 

7月26日、自身がレギュラーコメンテーターを務める『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)でこう発言した橋下氏。この発言に百田氏は怒り心頭。下記のようにツイートして、橋下氏を批判した。

 

《二階から美味しいエサでも投げられたか。 世界が中国と対決しようとしている中、「裏切り者」「売国奴」の二階を持ち上げる真意はどこに? それとも中国から援護するように指令でも受けたか》

 

百田氏の怒りはまだまだ収まらない。同番組内で、橋下氏が二階氏のことを好意的に取り上げている別の箇所を紹介しながら《こいつ、必死やな》と揶揄したり、橋下氏の行政手腕は評価するとしたうえで《彼の持つ歴史観、国家観、外交観、国際感覚には、いくつも疑問符を付けざるを得ない》と評したり、ツイッター上での批判はその後も続いた。

 

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