ほとんど口元を覆っていない麻生大臣のマウスシールド 画像を見る

《正しくマスクをしないといけないのはわかる。でも、鼻を出していた受験生が失格になる一方、マスクすらしていない麻生太郎大臣は注意すらされないのはモヤる》

 

1月16日、大学入学共通テストの1日目の試験で、試験監督の再三の注意にもかかわらず“鼻出しマスク”をやめなかったとして、受験生1人が失格となったことが波紋を呼んでいる。この受験生はマスクから鼻を出したまま試験を受けていることを試験監督から計6回にわたって注意されたが、従わなかったことが不正行為と認定され、すべての成績が無効になった。

 

1月18日のNHKの報道によると「受験生は40代で、監督者の指示に従わなかった際の対応に加えて、最終的には不正を告げられると会場内のトイレに閉じこもり出て来なかったことから、かけつけた警察官によって退去させられた」という。

 

大学入学共通テストの「受験上の注意」には、<マスク(予備のマスクを含む。)を持参し、試験場内では常にマスクを正しく着用してください>とあるほか、<試験場において監督者等の指示に従わない>場合は不正行為となる可能性があることが記載されている。

 

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