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「世界が待ち望んでいた希望の象徴だった。安全な大会を実施できた」

 

東京五輪をこう総括したのは、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長(67)。

 

各メディアによると9月8日のIOC理事会後に開かれたオンライン記者会見で、冒頭のように語ったというバッハ会長。さらに「参加者の結束により新型コロナウイルスのパンデミック下でも大会を安全に開催できることが証明できた」と語り、’22年2月の北京五輪開催についても自信をのぞかせていたという。

 

新型コロナウイルスの世界的大流行下で行われた東京五輪だが、バッハ会長にとっては大成功だったようだ。

 

「東京オリンピックの開会式が行われたのが7月23日。この日の都の新規感染者数は、1,359人でした。そして閉会式が行われたのは8月8日で、新規感染者数は4,066人。五輪開催中の約2週間で、3倍に増えたことになります」(医療関係者)

 

東京での感染者数増加と五輪の関係について、バッハ会長は会見でこう“言い訳”していた。

 

「バブル外に感染が広まったと示すものは何もない。科学的な根拠がある。感染者数は東京だけでなく、日本全体で増えてもいた」

 

だがバッハ会長といえば東京オリンピックの閉会式翌日に銀座を歩く姿が一部で報じられるなど、バブルを自ら率先して破っていた。また多くの会場で無観客開催となったものの、マラソン競技などの際は沿道に人があふれかえっていた。

 

そのためネット上では、批判が殺到している。

 

《銀座観光の貴方が言う》
《バッハ会長には逆撫で大賞を贈りたい》
《バッハ会長、他組織委など、嘘をつくのはやめてください》

 

日本国民の怒りは、バッハ会長には届かないのだろうかーー。

出典元:

WEB女性自身

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