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1月27日に2020年をもって活動休止することを発表した嵐。同日20時からは記者会見を開き、100人以上の報道陣が詰めかけた。

 

休止を提案したリーダーの大野智(38)は理由について改めて「自由な生活というのはもちろん、この世界を一度離れてみて、今まで見たことのない景色だったりを見てみたいなと」と説明。

 

決断までには時間をかけていたようで、二宮和也(35)は「反対というか、『できませんか?』という相談はしました。やっぱり、『はいわかりました』ではあまりにも責任感がないですし、グループをやってきた年数というものがありますから」と葛藤があったことを明かしていた。

 

そして休止発表会見ながら、メンバーは笑顔で回答し終始和やかに進んでいたこの日の会見。「ケンカや言い合いになったことは?」という質問に対しては、松本潤(35)が「ないです。そういうの書きたそうですね(笑)」と回答し笑いに包まれる一幕も。

 

だが、唯一緊張が流れた瞬間があった。

 

それは会見中盤にある記者が「『無責任』という指摘もあると思うが?」と質問したときのこと。この誘導尋問ともとれる質問に対して、すぐさまマイクを取ったのが櫻井翔(37)だ。

 

記者に対して鋭い表情を見せながらも櫻井は「無責任かというご指摘に関しましては、我々からの誠意は2年近くかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。これは我々の誠意です。それが届くように、これからもたくさんの言葉をお伝えし、たくさんのパフォーマンスを見てもらい、それをもって判断をしていただくことかと」と回答。質問に対して否定もせず、誠実かつ冷静に打ち返したのだ。

 

この櫻井の対応力には多くのファンが歓喜。《不快な質問を正論で論破できる櫻井くん素敵》《怒りを見せながらも冷静にこの返しができる櫻井くんはあまりにも聡明……》と絶賛する声で溢れていた。

 

また櫻井以外にも二宮が「もしリーダーが悪者に見えるのであれば、それは我々の力不足です」と大野を擁護するなど、メンバー間の友情が垣間見えた会見。休止後も5人の絆は続いていくことだろう――。

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