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お笑いコンビのEXITが4月6日に、YouTubeチャンネルを更新。『コロナに負けるな!!? EXITのコロナ注意喚起漫才ぶっかま!!?』と題した漫才を公開した。“ネオ渋谷系漫才”と称されるEXITのチャラさを生かした、新型コロナウイルスへの注意喚起が話題だ。

 

EXITは「パンデミック」や「オーバーシュート」といった片仮名の“コロナ用語”を、ユーモアあふれる掛け合いで説明。加えて「これを見ているあなたは大丈夫かもしれないけど、あなたの大切な人は大丈夫じゃないかもしれないんだ!」と強く呼びかけた。

 

7日16時の時点で22万回を超える再生回数を記録し、視聴者から《わかりやすい》《説得力ある》という声が広がっている。シンガーソングライターの大黒摩季(50)も、《若い子ちゃん達これ見て お仲間に拡散してね わかりやすい現状解説だから》と絵文字を添えてリツートした。

 

さらに政府が布マスクを1世帯あたり2枚配布する方策にも触れ、兼近大樹(28)は「マスク2枚の政治を批判できるほど、若者って真剣に政治と向き合って参加してたかな?」と投げかけた。

 

だが「こんな時だけ喚いてんじゃねえよ」とピシャリ。「今は助け合って生きていくべきで敵はウイルスなの」とし、「間違えてしまった誰かを攻撃している暇あるんだったら、今できること、誰かに伝えられることを考えて動こうぜ」と訴えている。この呼びかけを讃える声も上がっている。

 

《マスク二枚批判で攻めたなと思いきや、それは若者ってそもそも選挙行ってない・政治に参加しようという流れへのフリだった。完璧じゃん》
《政治批判ばっかして得意げになってる著名人とは格が違う ちゃんと注意喚起になってる発信をしてるのすごい》
《批判ばかりしないでみんなで協力しあって乗り越えていければいいね》

 

また “コロナ漫才”が生まれた発端は、タレントの志村けんさん(享年70)の死でもあったという。りんたろー。(34)は7日に更新したブログで、強い危機感を抱いたきっかけを《日本の喜劇王の訃報だった》と綴った。それからはウイルスの知識や情報を集め、予防対策に努めたという。

 

さらに多くの人に危機感を伝えるため、《僕達を引き寄せEXITを生み出した「ザイマン」しかないだろう》と3日間で漫才を作ったとも明かした。EXITの真摯な思いが詰まった漫才で、危機感が高まる人が増えることを願いたい。

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