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市村正親が語る“最後に成功をつかむ”心の持ち方
エンタメ/インタビュー・対談 

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「次の世代にチャンスを与えるという意味で、今回の『ミス・サイゴン』で“卒業”と言いましたが、また“入学”するかもしれないですよ(笑)」
 
そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第70回のゲスト・俳優の市村正親さん(67)。19日からのミュージカル『ミス・サイゴン』(東京・帝国劇場にて11月23日まで)で、エンジニア役の“卒業”を宣言した。ゆっくりと、着実に役者としての確固たる地位を築いてきた市村さんに、“最後に成功をつかむ”心の持ち方を教えていただきました。
 
■「毎日オーディション、毎日が初日」の気持ちで!
 
「お客様は高いお金を払って、その日を見に来てくれる。僕が何公演やっていようが関係ないですよね。そこでお客様に『市村いいな、面白いな』というふうに思ってもらわないと。今日うまくいかないと明日の仕事がなくなっちゃう。だから毎日が初日ですし、毎回オーディションのような気持ちです。全力でやらないとダメ」
 
■“ちょい役からのスタート”こそ成功への道!
 
「最初から大きな役をやっていたら、いまの僕はないですね。若いうちに速いスピードで高いところに行ってしまうと、そのときはいいかもしれないけど、あとが大変。どんな役をやってもダメだったら次はこないし、よければ次につながる。毎回必死こいて、だんだんと上っていったのが、僕にはちょうどいいペースだったんだと思います」
 
■“自分にしかできない役”を見つける!
 
「劇団四季時代に『お前はステーキの横のクレソンみたいだ』って言われたことがありました。ステーキは鹿賀丈史さん。でも、わさびや、しょうががあるように、クレソンも必要なもの。僕にはそれが向いていたんだと思う。それでも、僕もやっとサイコロステーキになって、シャトーブリアンになってきたのかなって思いますよ(笑)」
 
■“多少のコンプレックス”は前へ進むパワーの源!
 
「四季を辞めてから、しばらく“劇団四季の市村”といわれて。“劇団四季の”を取るのが大変でした。それで、いまは“篠原(涼子)の旦那の市村”(笑)。それぐらい、ちょっと『ちくしょう』と思うくらいがいいんです。多少のコンプレックスは持っていないと。ただ、あまり大きいコンプレックスを持ってしまうと、卑屈になってしまうからダメだけどね」
 
■ひとつの作品が終わったら、またゼロからのスタート!
 
「大御所、ベテランという言葉があるけども、役者はひとつの作品が終わったら、また次の作品はゼロから覚えないといけないから。僕だってひたすら台本を読んで覚えます。それは世代や年齢、経歴は関係ないですよね。自分が好きで選んだ仕事で、ここまでこさせてもらって、仕事もいただいているんだから、何にも文句はないです」




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