「ガリガリ君」を政治資金で購入…安倍首相のセコい事務所費使い

投稿日: 2015年02月19日 06:00 JST

安倍晋三首相(60)の資金管理団体「晋和会」が総務省に提出した政治資金収支報告書の明細の一部、少額領収書を本誌は入手した。一般庶民が確定申告の書類に添付したら、税務署から突き返されるであろう領収書の数々。

 

そもそも一件あたり1万円未満の支出に報告義務はなく、総額を一括報告するだけですまされるため、国民の目に触れることはない。それをいいことに、日ごろの飲み食いまでつけ回していたのである。

 

今回明らかになったのは、首相が2度目の総理就任前の’10年から’12年の少額領収書。すでに「日刊ゲンダイ」でも4回にわたって報じられているが、問題は赤城乳業のアイスキャンデー「ガリガリ君」に始まり、遠方での飲食代金の領収書も「事務所費」として計上されていることだ。政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大学法科大学院教授は次のように語る。

 

「本来、政治団体の『事務所費』に該当するのは家賃、電話代、清掃代、切手購入費、修繕費、火災保険代に類する支出まで。来客用の菓子やコーヒー代がぎりぎり許されるかもしれません。事務所スタッフのランチ代などはスタッフ本人や、雇っている政治家がポケットマネーで払うべき。安倍事務所の金銭感覚はあまりに非常識です」

 

もとは政治献金である。このようないい加減な使い方をされたと支持者が聞いたらどう思うのか。怒りのコメントをもらえるかと、大口献金をしている著名な女性評論家に話を聞いてみたところ、逆に叱られてしまった。

 

「一国の総理に対してガリガリ君がどうのとか、ラーメン代がどうのとか、そういうことを言い立てるメディアの姿勢自体が卑しいのよ。一国の総理大臣は一般庶民とはまったく違うんです」

 

しかし、前出の上脇教授はこう話している。

 

「晋和会は安倍首相本人が代表者。事務所のミスだったのか、ほかに用途があったのか、説明する責任がありますよ。もし、スタッフが自腹を切った領収書をわざわざ持ち込んで、使ったように見せかけたとなれば、ウラ金を作ったと疑われかねません」

 

この件についての質問状を安倍事務所に送り、翌日になって電話を入れたものの、「書類は届いておりますが担当者が不在です」と答えるのみだった。

 

連日のバー通いが贅沢だと批判されたのは麻生元総理。同じく毛並みのよいプリンスであるはずの安倍首相が、政治資金でガリガリ君を購入とはセコすぎるのである。

 

(週刊FLASH3月3日号)

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