「何かおもしろいことな~い?」「なんか楽しいことな~い?」「何かいいことないかしら?」と、あなたは親しいお友達や家族などに、訊くことはありませんか? 私は昔、半ば無意識にというか、ちょっと習慣的にというか……訊いていた時期がありました。ほんと、何気ない言葉なのですが、実はこれが良くないということに、私はある日、気づいたのです。

なぜなら、周りの人にそう訊ねるのは、「自分には最近、ちっともおもしろいことがない。どこかにおもしろい話や楽しい話、いいことでもころがっていないかしら?」という気持ちがあるからなんですね。そこには、ネガティブで消極的、周りの人に楽しませてもらいたいという他力本願的な心理が働いています。つまり、自分で楽しみを見いだそうとしていないのですよね。

「どこかにおもしろいことや楽しいこと、いいことがころがっていなかしら?」と思っている間は逆に、自分の身近にある、そうしたことに気づかない。本当なら気づくはずなのに、自分の心や目も閉ざしていて、そういうものを見ていないという状態とも言えますね。

ですから、もしあなたが近頃「何かおもしろいことな~い? なんか楽しいことな~い? 何かいいことないかしら?」と口にするようであったら、今日からやめましょう。そういう言葉をたびたび使うと、自分の潜在意識に「自分には良いことがない」と、しょっちゅうインプットしている状態になってしまいます。今までも何度もお話ししていますが、潜在意識に入り込んだ通りに、運勢は動く法則がありますから、「良いことがない」と思えば、「良いことがない」といった方向に運が動いていくのです。私もこれらの言葉を口にしていた時期は、運気が低迷して、ほとんど良いことがありませんでした。

でも、あなたが身近ないろいろな物事におもしろみや楽しみを見いだすようにして、また、積極的に自分の手で楽しみをつくりだしていけば、状況はガラリと変わっていきますよ。こころは幸せにあふれ、「私は楽しい、いいことがたくさんある」といったポジティブな気持ちが潜在意識にインプットされ、運が良い方向へと向かっていくのです。