日常が楽しいことばかりなら良いのですが、そうは絶対にいかないのが人生。腹立たしいことも多いですよね。身近な人から失礼なことや不愉快なことを言われたり、とうてい許せないようなニュースを耳にたり……。腹が立つような材料は日常的にいくらでもころがっています。怒りのあまり、つい言ってはいけないことを口走って、後で自己嫌悪に襲われることもあるでしょう。

でも、こういうときは、とても良い方法がありますよ。呼吸を整えながら、ゆっくり「1…2…3…4……」と数を数えるのです。声に出さずに、心の中で数えてもOKです。そう、怒りの言葉を叫ぶ前に、数を数える間、ちょっとだけ時間を置くんですね。すると、不思議に怒りがやわらぎ、少し冷静になって、ひどい言葉を口走らないでもすむ状態になります。

数をいくつまで数えるかは、人それぞれですから、ご自分で気が済むまで数えてみましょう。その間に相手があなたにひどいことを言い続けたとしても、その言葉はなるべく心にとめず、ゆっくりと数を数えることに専念しましょう。そして、自分の気持ちが静まってきたと感じたら、自分の考えを静かに相手に話すようにするといいですよ。

こういうお話しをすると、「でも、私は思いきり怒りをぶつけるほうがいいわ」というかたもいらっしゃるかもしれませんね。でも、怒りというのは大きく増幅させたり、持続させないほうがいいのです。何故なら、それが積み重なると、幸せが遠ざかる恐れがあるのですよね。幸せを呼ぶ「幸せ体質」をつくるためにも、腹が立ったら数を数えてみましょう。