自然に囲まれた、環境の良い場所で暮らしている場合はべつとして、都会で暮らしていればいるほど、日常的に空を眺めるということが少なくなりますね。あなたも、外出する際や洗濯物を干すときに、「雨、降らないかしら?」などと思いながら、ちょっと空の様子を見る……といった程度ではないでしょうか? 実はこれ、とてももったいないことなのですよね。

私は意識的に、日に何度も空を眺めるように心がけています。朝起きたときはもちろんのこと、原稿執筆の合間やティータイムなどに、ゆっくり空を眺めるのです。ときには、「空さん、今日はとてもきれいな雲をつくったのね」などと、たわいのないことを心の中で空に話しかけながらね。

時間にすれば、わずか数分の「空とのお付き合い」ですが、心がゆったりしてくるのです。まるで空のように心が大きく、広くなったようにようにも感じられます。特に心も体も疲れているようなときは効果的で、いつの間にか癒されて、新たな活力がわいてくるのです。私の場合、仕事で徹夜することも多いのですが、そのわりに元気でいられるのは、この空のお陰もあるのかしらと思っています。