誰でも、イヤな思い出や辛い思い出を持っていますよね。心の傷として残っているような……。そして、その傷が何年たっても治らずに、思い出すたびに痛む方も多いのではないでしょうか。このように傷が癒えない辛さはよく解りますが、実は、自分で意識的にその傷を忘れることが大切なのですよね。繰り返し思い出しては傷が痛むという状態を続けていると、それが次第にトラウマになって、「また、傷つくのではないか……」と何かと臆病になってしまうからです。これではなかなか前向きになれず、幸運を呼ぶ幸せ体質にもなりにくくなってしまいます。

では、忘れるためにはどうすればいいでしょうか。まず「それは過去のこと!」と割り切ってしまうことです。「あれだけ傷ついたけれど、ありがたいことに今、これだけ元気に生きているじゃないの!」と自分に言い聞かせるのね。「そうよ、
あのことがきっかけで、私、けっこう強くなったかも」と考えるようにしましょう。次に、過去の傷を連想させる物が身の回りにあったら、それをどこかにしまって目に触れないようにするか、思いきって捨ててしまうのもいいですね。

それから、物思いにふける暇ができないように、忙しく働いたり、楽しみを見つけることも効果的ですよ。話題の場所や展覧会などに行ってみる。いつもとは違うお店で買い物をする。スポーツをする。美味しい物を食べに行く。旅行をするなど、とにかく、自分の生活を楽しい刺激や、新しい発見でいっぱいにしてしまうのです。そうするうちに、過去の傷を思い出すことがほとんどなくなって、いつの間にかその傷が癒えてしまうはずですよ。