第90回の「若葉の緑を心に吸い込んで」で、私は木々や草花の緑を心に思いきり吸い込むことは、幸せを呼び込む幸運体質をつくる……といったお話しをさせていただきました。実はこれにもうひとつ付け加えたいことがあるのです。山や海、森や林、草原など、美しい自然に囲まれたときは、ぜひ思いきり子供に返る時間をつくっていただきたいのです。

例えば浜辺で波と追いかけっこしたり、きれいな貝殻や海草を拾ったり、森の大木に抱きついてみたり、草原では可愛い野の花を摘んだり……。子供の頃を想い出して、無心に遊んでいただきたいのです。そう、自分が大人であることなどすっかり忘れて…ネ! 私はどんなに年齢を重ねても、こういう時間がとても大切だと思っています。自然の中で子供に返って行動することで、心のクリーニングが出来るんですね。心の中の不満や不快感、イライラ、モヤモヤなど、日頃ためこんでいるストレスがいつの間にか吹き飛んでしまいます。

もちろん、ひとりの大人として自然の中を静かに散歩しても、心が穏やかになり、癒されることは確かです。でも、私の経験では、思いきり子供に返るとなお効果的なのですよね。体にたまっているストレスなどの良くないエネルギーを外に向かって、思いきり発散できて、頭のてっぺんからつま先までスッキリ元気になれます。また、それだけでなく、自然と無理なく一体になれて、自分自身が自然の一部であると、肌で感じることができます。子供のように純粋になることで、自然が与えてくれる素晴らしいエネルギーを、心と体いっぱいに受けとめられるようになって、やがてそれが幸運を呼ぶと確信しているのです。