あなたは初対面の人に対して、「前にどこかで会ったことがあるような……」とか、「ずっと昔から知り合いだったような」「何故こんなにも親しみを感じるのかしら?」と感じたことはありませんか? 私は何度か経験しています。そのような不思議な感じを抱くのは、「その人と前世で家族や親しい間柄であったからだ」といった説がありますよね。あなたもお聞きになったことがおありでしょう? 実は私はその説を信じていますが、それはともかくとして、そうした人との縁は特に大切にしたい、その場限りで終わらせてはいけないと思っています。

何故なら、そういう人とはとても良いお付き合いになって、とにかく長続きするんですね。私の経験を少しお話ししましょう。私が初めて「ずっと昔から知り合いだったような」と感じたのは、小学4年生のときの組替えで、一緒になった女の子に対してでした。不思議なことに、初めて出会ったときの彼女の水色のワンピースと、「ずっと知り合いだったみたい」という感覚が、今でも昨日のことように鮮明なのです。彼女は小学校時代、外人と言われていじめられていた私を、まるで盾のようになって、かばってくれました。そして、彼女とは今でも交際が続いています。

その後、何人かの方と「ずっと昔から知り合いだったような」という出会いをしましたが、どの方も私の心の支えになっています。しかも嬉しいのは、私自身も相手の精神的な支えになれること。どちらか一方的にではなく、無理をしなくてもお互いに深く理解し合えるんですね。また、ごくたまにしか会えなくても、いつもそばにいるような気がしますし、相手もそう感じるようです。

ただ、このような出会いがあっても、大人というのはちょっと厄介。子供のときほどスムーズに親しいお付き合いにはならないことがあります。「いい感じの人だったなあ……」で終わってしまうことも多いのですよね。でも、それはあまりにもったいないこと。めったにない特別な人との出会いなのですから、決して逃さないようにしてくださいね。相手からのお誘いを待つのではなく、自分から積極的にお付き合いを進めていきましょう。幸運へと一歩前進できる、精神的にプラスになる交際が必ず出来るはずですよ。

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