今回もいつもとは少し違うお話しをしましょう。つい先日、30代のある女性から、「何かお守りというか、幸運を招くようなものを集めてみたいのですが、モイラさんオススメのものはありますか? きれいで可愛い物がいいのですが……」と訊かれました。そこで私は即座に「卵形の物を集めるといいですよ」とお答えしました。何故なら、卵形の物はヨーロッパなどで昔から幸運を招くとか、健康や生命力を与える、良いことの復活や再生をうながすと伝えられているからです。

私の知り合いに、卵形の置物やアクセサリーを、20年以上もコレクションしている女性がいらっしゃいます。ちょっと手が出ないような高価な物や、気楽に購入できる物まで、それはみごとなコレクションです。その方に卵形の物をコレクションすることになられたいきさつを伺ったことがあります。それはこんなお話しでした。

その方を仮にAさんとしましょう。Aさんは現在、経済的にも豊かで、充実した日々を過ごしていらっしゃるのですが、30代の頃、次々に不幸が襲ってきた時期がありました。「もう、ダメだ!」と思ったとき、ある方からダチョウの卵にきれいな絵が描かれた置物をプレゼントされたのだそうです。Aさんは卵の形をした物が幸運を呼ぶとはご存知なかったとのこと。でも、そのプレゼントを見た瞬間、ホッコリするような気持ちと同時に、何か力強い励ましのようなものを感じられたそうです。「これで救われる!」と、何故か直感的にそう思われたとか。Aさんはそれを大切にチェストの上に飾って、毎日眺めては心の中で卵に話しかけたり、幸運の訪れを願いました。それから間もなく思いもかけないチャンスが訪れ、運気が好転。Aさんの地獄のような日々に終止符が打たれました。

実は私も置物やペンダントなど、卵形の物はいくつか持っています。私の場合は、卵形は幸運を招くと知っていて購入していますが、コレクションと言えるほどの数ではないのですよね。でも、その中で一番気に入っているのは、白い大理石で創られた卵。何とその卵には同じ白い大理石のバラの花が咲いていて、一目で気に入って購入しました。Aさんのように運気が悪いときに手に入った物ではありませんが、それでもときどき、この大理石の卵に守られていると感じる瞬間があるのです。