昔から「ネコの手も借りたいほど」と言われるくらいに忙しい日が誰でもありますよね。もう、何から手を着けていいのかわからなくなるくらいにね。そういうとき、私は「第103回 忙しすぎるときの知恵」でお話ししたように、まずやらなければならないことを紙に書き出して、順番を決めて淡々とこなすようにしています。でも、実はもうひとつ、必ず行っていることがあるのです。それは「瞑想」です。「忙しいときに何でまた?」と思われるかもしれませんが、私にとって、これはとても重要なことなのです。

「瞑想」と言っても、そんな大げさなことではありません。ミニ瞑想と言ったら良いかしら。椅子に腰掛けて、軽く背筋を伸ばした状態(背中をあまり緊張させずにリラックスした感じ)で目を閉じます。それから、自分が一番美しいと思うものを目に浮かべます。私は緑あふれる草原や山々。満天に輝く星や明るく照らす月など、美しい自然を想像することが多いですね。何を想像するかはもちろん自由。花や宝石であっても、オシャレな建物であっても、ご自分がうっとりできるものがいいですね。私の経験では、想像するのは美しいものであることがポイント。美しさで頭と心をいっぱいにすると良いのです。私の場合はクラシック音楽を静かに流しなら、ミニ瞑想することがほとんどです。

瞑想をする時間は10分くらいでじゅうぶん。この時間も自由で、それより短くても長くてもかまいません。途中で眠くなって、ウトウトしてしまうこともありますが、そうなっても大丈夫。何故ならこの瞑想の目的は、あれもこれもやらなければと、忙しさでいっぱいになっている頭をリラックスさせることにあるからです。忙しさでカチカチに凝り固まったようになっている頭を解きほぐしてあげるのね。ですから、忙しければ忙しいほど、この「瞑想」の時間を持つことが大切だとも言えますね。瞑想を行った後は、頭や心がずっとラクになって集中力や能率もアップ! 物事を前向きにこなすことができるようになりますよ。