人から言い訳ばかり聞かされるのは、あまり快いものではありませんよね。でも、たいていの人はそれがよくわかっていても、つい言い訳をしてしまいます。「言い訳」と言ってもいろいろな種類のものがありますが、私は自分の経験から、「自分自身への言い訳」が一番良くないと思っています。

それは、何かを行う際などに、はじめから出来ない、うまくいかないと悪い予想をしたり、あるいは物事を進めている途中でうまくいかなくなったときに、その理由付けとしてする自分自身に対する言い訳ね。例えば、「みんなが協力してくれないなのだもの、うまくいかないは当たり前よ」「お母さんが反対するんだもん、これ以上無理よ」「もう少し若ければ出来るのだけど、もう年だからダメ」「夫や子供に、こんなに手がかからなければね」といった具合に……。そして、言い訳が見つかると安心してしまい、トライしようと思ったことや進めていたことから手を引いてしまう。これが良くないのですよね。

つまり、こういう言い訳をすると、気持ちがラクになることから、何かあればすぐ自分に言い訳をするクセがついてしまいます。その結果、希望があっても実現できなかったり、物事をすぐ中断してしまうことがたび重なるようにもなります。夢は持っていてもこの「言い訳ぐせ」が邪魔をして、自分の潜在能力を生かすことができなくなってしまうのです。それはあまりにもったいなこと。全ての人が確実に持っているこの潜在能力を引き出せば、驚くほど素晴らしいことが実現できるのですから。私もそれは実感していることで、もし、あのとき、私が自分に言い訳して途中で投げ出したら、とうてい実現できなかったであろうという経験がいくつもあります。

ですからもし、あなたに「自分への言い訳ぐせ」があるようでしたら、そのクセはきっぱりやめましょう。そして、ご自分の潜在能力を信じて、明るく勇敢に努力を積み重ねてくださいね。きっと物事がうまくいくようになり、夢も実現するはずですよ。