前回、私は石たちとの心の交流をあたかも当然のように記しました。そのために、けっこうの数の方が首をかしげたかもしれません。「ちょっとついていけないわ」という声さえ聞こえてきそうです。私はそういう方々がいらっしゃるのも当然だと思っていますし、石たちとの心の交流を無理強いしようとは全く思ってはいないのです。

でも実は、この認識の差が石たちとの付き合い方そのものへ反映するとは言えます。具体的にお話ししますと、石たちとの心の交流が可能と思える方にとっては、石は友人であり宇宙エネルギーに満ちたパワフルな存在です。ところが、石は鉱物に過ぎず心の交流などあり得ないと思っている方にしてみれば、石は単なる石であって、それ以上のものではありませんよね。それから、この両者の中間的な認識を持たれている方もいらっしゃるでしょう。石との心の交流とまではいかないけれど、石には何かパワーが宿っている。そんな石は無視できないし、大切にしてあげたいと思っていらっしゃる方々です。

あなたはこの三者のいずれか、またはその中間、少なくともそのライン上のどこかに位置するはずですよね。もし、あなたが石は単なる鉱物、それ以上のなにものでもないと思っている方であれば、この連載にはご興味は持てないでしょう。ですから、私はこのページの読者の方は、石に何かを感じて、石についてもっと知りたいと思っていらっしゃる方であることを前提にして、お話しを進めて行きたいと思います。

ところで、石に対する気持ちの持ち方、心の置き方は、ちょうど神社やお寺に初詣をして、手を合わせるときの心のありように通じるものがあります。日本において、初詣には行ったことがないという方はごく少数派でしょう。大多数の方が初詣に出かけ、神仏に手を合わせ、「願いごと」や「お礼」の気持ちをお伝えしたことがあると思います。このとき、疑いながら手を合わせるでしょうか? そういうケースはきわめて少ないですよね。自分の願いやお礼の言葉を純粋無垢な気持ちで、一心不乱に伝えるようにするでしょう。

つまり、初詣の際に無意識のうちに、あなたの心の中に起こってくる無垢な思い、石たちにはそれと同じように純粋な気持ちで接することが大切なのです。そうすることで、石たちは、あるときは愛や勇気を、あるときは安らぎや健康を、またあるときは金運をと、あなたが必要としている様々なパワーを届けてくれるでしょう。こうした不思議なパワーは古代の人々から言い伝えられ、脈々と受け継がれて、今日の私たちの生活の中でも活かされています。現に私自身、石たちと親しく付き合うようになってから、次々と運気が良い方へ向かい始め、そのパワーを日々実感しているのです。

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