石たちからもらえるパワーはその人の願いごとに合ったものがほとんどです。でもごくまれに、思わぬ災いを招く場合があります。ある石を所有したために、次々と不幸が訪れ、所有者本人だけでなくその親族までが呪われたという話が、昔から世界中に伝わっています。

この災いを招き寄せる石として、その本物が現存しているのは、「ホープ」と名付けられたダイヤモンドです。44.5カラットという超大粒のブルー・ダイヤモンドですが、アメリカのワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館に現在も展示公開されています。このダイヤモンドによって招き寄せられた「呪いの歴史」や「実物の写真」をご覧になりたければ、インターネットで簡単に検索できます。余りに有名な話なので、検索にヒットするサイトがあまりに多くて迷うかもしれません。検索エンジンに「ホープダイヤモンド」と入力し、クリックすると、おそらく1ページ目に「ウィキペディアのフリー百科事典」サイトが表示されますので、ここがおすすめですよ。

ではいったいなぜ、ネガティブなパワーを持った石が存在してしまうのでしょう。実は、石には人々の願いを叶えるパワーがあると同時に、人々の怨念や苦しみ、魔といった陰の波動を受け、それを吸収し蓄えるという能力があると言われているのです。つまり、地中から掘り起こされたばかりのピュアーな石たちは別ですが、人の手から手に渡ってきた石たちには、その渡ってきた人の数ほどのネガティブ・パワーが宿っているとされています。

そこで、重要なのが、石たちを浄めてあげる「浄化」と呼ばれる儀式です。石が、あなたの手元にやって来るまでの長い旅の途中で受けた可能性のあるネガティブな陰の波動。これを取り除く儀式をしてあげる必要があるのですよね。「儀式」というと何かとても難しく聞こえるかもしれませんが、それほど大変なことではありません。あなたが、普段の生活の中でごく自然に行っている儀式と同じことなのです。

あなたは、神社にお参りに出掛けたときに、「清め水」で口をゆすいだり、手を洗ったりしたことがありますか? お通夜やお葬式から家に戻った際に、「お清めの塩」を体に振りかけたことはありますか? 新しい建物を建てる際、地元の神主さんをお呼びして「地鎮祭」という儀式をおこなったご経験は? こうした「儀式」は日本に住む大多数の方が、生活の中で自然に行っている風習ですが、その意味するところはつまり、「陰の波動を取り除く」ことなのです。

したがって、あなたのところへやってきた石についても同じ。「親愛なる石たち」として良いお付き合いを始める前に、その石の旅の垢を落としてあげる気持ちで、丁寧に「浄化」をしてあげて欲しいのです。そうすれば、その石があなたにネガティブな波動を送ってくることも、災いや不幸を引き寄せることもなくなりますよ。

「浄化」の具体的な方法は次回からお話ししましょう。