●水晶クラスターによる浄化

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[左]水晶クラスター
[右]水晶サザレチップ

たくさんの石の中でも「水晶」、すなわち「クリスタル・クォーツ」は特別な存在です。なぜならば、平安と調和をもたら浄化能力を持った霊石として古代から崇められ、宗教儀式などにも用いられてきた石だからです。水晶のそうした能力についてはいずれ、水晶のページでご紹介したいと思いますが、実は、この浄化能力は他の石の浄化にも利用できます。

まずは、クリスタル・クォーツの中に「水晶クラスター」と呼ばれるものがありますから、それを用意します。水晶クラスターは上の写真のように、1つの水晶の基底部を共有して、2本以上の結晶が林立するタイプの水晶。クォーツの中でも特に強力な浄化能力を持つとされていますので、石の浄化には最適なのです。でも、クォーツを細かく砕いた、浄化用に販売されている「水晶サザレチップ」も微少なクラスターの集合体を形成していますので、石の浄化には適していますよ。したがって、浄化には「水晶クラスター」か「水晶サザレチップ」のどちらでも、好みのものを使用してかまいません。

では使用法ですが、「水晶クラスター」または「水晶サザレチップ」を流水または自然塩で浄化してください。浄化能力を自ら持つ水晶とは言え、他の石の浄化に使用する前には水晶自体の浄化も必要です。一点の曇りもないピュアな水晶であって欲しいからです。あとは、浄化の終わったこの「水晶クラスター」または「水晶サザレチップ」の上にあなたの新しい友人となる石をそっと置いてあげましょう。時間的には最低でも1時間、長いぶんには何日間でもかまいません。流水や自然塩の場合とは異なり、石を変質、変色させるようなこともありませんので、どんな石にも有効ですよ。

●共鳴音による浄化

「音」という「バイブレーション」はあらゆる宗教的儀式には必要不可欠な要素ですね。世界各地の原始的な部族の儀式には人々が打ち鳴らす太鼓や鐘の音、それに人々が発するかけ声などが行き交います。進化した宗教儀式の中にもパイプオルガンの音や人々の声による合唱、あるいは木魚や鐘の音、それに僧侶たちの朗々とした読経などが、その場の雰囲気を高揚させています。これは、集まった人々の「気」を集中させ高め、シャーマンや聖職者の「祈り」の質を純化させ、神や仏との対話を可能にする波動の共振を得る様式のひとつです。

このことから、推測がつくと思いますが、石の浄化にも「音」を用いることが可能です。いままでご紹介してきた浄化法と比べると、あなた自身の精神を集中させるという難しさもあるのですが、できたらトライしてみましょう。音は何でもかまいませんが、単純で繰り返し連続した音を出せるもの、そうですね、美しい音色の「ベル」が適当かもしれません。もちろん、ヒーリングミュージックのような音楽を聴くという方法もあります。でもやはり、ご自分の意志で「音を発する行為」が伴うほうが、精神を集中しやすいのです。

石をあなたの目の前に置いて、ベルを適当な間隔で鳴らしながら、気持ちをどんどん石に集中させてください。そして、「石さん、あなたに溜まったネガティブなものはぜんぶ捨て、私と新しい旅に出ましょう」というような呼びかけを心の中でしてください。あなたの気持ちが伝わったと感じるまでそうした祈りを続けます。結果、石の波動とあなたの波動が共鳴し合って、浄化は完結します。

さて、これで「石の浄化」についてはかなり詳しくお話ができたと思います。でも、ご紹介したこれらの方法はあくまでも儀式としての様式を学んだに過ぎません。様式だけを鵜呑みにして石の浄化を行うと、実は、大切な根本を忘れがちになってしまいます。次回は「想念による浄化」を通して「浄化という儀式」が持つ意味についてお話しましょう。