Photo_14 パワーストーンというと、あなたはどんな石を思い浮かべますか? たぶん、「水晶」を思い浮かべるという方が多いでしょう。無色透明なクラスター状の水晶から球体に加工された水晶球まで、さまざまなイメージがあると思います。

実は私も、パワーストーンに興味を持った最初は「水晶」からでした。なぜ「水晶」に興味を抱いたのかと言えば、だいぶ以前のことですが、ある日、とてもひどい肩凝りに悩まされていました。その時、ふと書棚に目をやると、ジュエリー会社の社長さんからいただいた水晶がありました。私は、何気なくその水晶を手に取り、ひどく痛む肩にしばらく当てていました。するとどうでしょう、肩凝りは嘘のようにラクになり、回らなくなっていた首が回るようになったのです。

それ以来、似たようなことを何回も経験しています。テレビ局のスタジオでのことです。私が時々出演していた番組の女性司会者の一人が、膝が痛んで歩くのが大変だと苦しんでいました。私は、たまたまバッグに入れていた水晶を取り出し、彼女の膝に当てるよう言いました。するとどうでしょう、彼女があっけにとられたような顔つきで、「痛みがなくなったわ!」と叫ぶように言ったのです。石のパワーにまだ半信半疑だった私は、そうした経験を通して「確信」を持つようになり、3年前にはついに「わたしの水晶」(学研刊)という単行本を出すに至りました。

では「水晶」とは、パワーストーンの中で、どのような存在なのでしょうか? パワーストーン全体を理解するためにも、最初に整理しておきましょう。まず、「水晶」というのは、鉱物学的な分類では、クォーツ(Quartz)、すなわち「石英」の無色透明なものを指します。でも、水晶はその形状や内包物(インクルージョン)の違いにより、多種多様に分かれます。なにしろ、水晶だけで一冊の本が書けるほど、間口も広く奥行きも深いのが水晶の世界なのです。

では、水晶のパワーとはどういうものでしょうか? 最初にご紹介した例でもお分かりのように、水晶には強力な治癒能力が秘められています。これは、水晶がもつ調和力のひとつで、バランスを失っていたものを、元の調和のとれた状態に戻すというパワーです。さらに大きなパワーとして認められているのは浄化力です。「石の浄化」のところでもすでにご紹介しましたが、水晶にはネガティブな波動を取り除き、ポジティブな波動に置き換えるパワーが宿っているとされています。そのお陰で、家庭や職場に水晶を置くと、その部屋を浄化し、停滞していたマイナスの運気がプラスの方向へと向かいはじめます。つまり、職場の人間関係が良くなったり、不幸続きだった家に幸運が訪れるようになるんですね。

また、もうひとつ、水晶で見逃せないのは、魔除けのパワーです。水晶を身につけることによって、自分に危害を加えてくるような人間や、災害、事故から身を守ってくれるといった効用があります。

水晶が古来より宗教や呪術に用いられる中心的ツールとして存在してきたこと。そして現在も、チャネリングやヒーリングの重要なツールとして活用されていること。さらには最先端科学の素材としてのクォーツの役割などを考えると、
水晶はまさにパワーストーンの中のパワーストーンであると言えますね。