ラピスラズリを取り巻く物語はあまりに多くあふれていますが、私はというと、大ブームの頃から今まであまり縁がありませんでした。ラピスラズリの原石や加工されたアクセサリー類を手のひらにのせても、あの「ピリピリ……」とした信号のような波動は受け取れなかったのです。凶を吉に、吉を大吉に変える万能パワーを持つ石として大人気なのに、いったいどうしてかしら?と疑問でした。結局、「今の私には必要のない石なのね」と自分を納得させながら、20数年以上もの歳月が流れてしまいました。

ところが最近、ラピスラズリが急に気になりだしたのです。ふと思いついて、引き出しにしまっておいた、ピラミッド型に加工されたラピスラズリを取り出し、手のひらにのせてみました。するとどうでしょう、以前には感じられなかったあの「ピリピリ……」が伝わってきたのです。きっと何かあるに違いありません。私は早速、ラピスラズリをデスクの上に飾ることにしました。そう、この石に私自身を委ねることにしたのです。いずれその答えが私に示されるでしょう。

Stone_070305 では、一般的に語り継がれているラピスラズリのパワーについてご紹介しましょう。

ラピスラズリにこころ惹かれ、それを身に着けるようになると、それまで眠っていた直観力や想像力が活発化し、ものごとの本質を正しく見抜く「洞察力」が高まるとされています。しかも、その洞察力のレベルは高次のもので、強い正義感と、揺るぎない信念と意志をともなった行動をうながします。独立独歩の人生を切り開こうとする人や、自己の欲を捨て、多くの人の上に立ち国や組織を治めようとする人にも力を貸してくれるのです。ラピスラズリには、それほど高い次元のパワーが宿っていますす。古代であれば、まさにファラオにこそふさわしい石なのですよね。

では、恋愛といった側面ではどんな働きをしてくれるのでしょう? ここでもやはりラピスラズリらしい高潔なパワーが貫徹されます。すでにカップルの場合は、嘘や偽りのない誠実な関係へと導かれ、肉体より精神的な愛を育くむようになります。しかもその愛は、何か崇高な目的に向かって行動する「同士愛」「同胞愛」「師弟愛」といった種類のものです。ですから実は、ラピスラズリに身を委ねるときは、それなりの覚悟が必要とも言えますよ。石があなたに働きかけてくるレベルがとても高いものだからです。

それにしても何故、ラピスラズリがこのような高次なパワーを発揮するのでしょうか。それはラピスラズリから発せられるエネルギーが、私たちの肉体とエーテル体に感応して、スピリチュアルな能力を高める働きをするからだと言われています。そして、このパワーを最大限に享受するためには、眉間に位置する「第三の目」といわれる部分にラピスラズリを当てながら、黙想や瞑想を行うと良いのです。