美しい海水を想わせるようなアクアマリンには、ロマンティックな神話や伝説がいろいろあります。「海底に住む美しい海の精の宝物が、ある日浜辺に打ち上げられて宝石になった」とか「船乗りに恋をした人魚が流した涙が宝石になった」とか言われています。そのため、古代ローマの船乗りたちはこのアクアマリンを「人魚石」とも呼び、海難を防ぎ、大漁をもたらすお守りとして代々、大切に身につけていたようです。

一方、エジプトの王家の墓からも、この石をアレンジした数珠などが多く発見され、アクアマリンは死者の永遠の命を願う護符として使われていたことが伺えます。では、「永遠の命」とは何を意味するかといえば、それはまさに「不老不死」です。現代風にいえば、「アンチエイジング」のパワーをこの石に託していた訳ですね。

こうした大昔からの言い伝えもあって、アクアマリンは旅先での不慮の事故から身を守ってくれる石とか、健康と若さを与えてくれる石というのがもっぱらの効用として広く信じられています。ところが多くのクリスタルヒーラーたちが、彼らのワークを通して確信しているパワーにはもっと奥深いものがあります。私もそれに同感する一人です。

例えば、「クリスタル・ジャーニー」の著者であるジェーンアン・ドウ女史は、アクアマリンを「地上の天使たちの石」と名付けています。人間がこの地球という惑星に生まれる際のことです。肉体には宇宙からやってきた「魂」という言わば「天使たち」が宿るのですが、魂は三次元の世界にやってきたことで、かなりの打撃を受け、それがトラウマとなっています。そして、このトラウマは大人になってからもずっと魂の中に存在するとか。つまり、私たちが等しく、はじめから持っているトラウマなんですね。アクアマリンはこの根源的なトラウマを癒す「なだめるようなヴァイブレーション」を持っているとのことです。

Stone_070424 この説に、なるほどと私が思えるのは、次のことを体感しているからです。アクアマリンを手のひらに乗せ、軽く握ると、実に穏やかな波動が感じられ、その後にとても落ち着いた平和な気持ちになれます。これは、イライラやストレスが癒されるといった日常生活レベルのヒーリング感覚ではありません。私の生そのものの居心地の良さとか、まるで羽毛の寝具に包まれたときのような安堵感が感じられるのです。これはほかの石では感じられない、とてもユニークな感覚です。

もし、あなたがアクアマリンにとても惹かれるなら、たぶんあなたはご自分の存在そのものに不安を感じていたり、理由もなしに気持ちが落ち着かないことがちょくちょくあるはず。そうしたことがおありなら、写真のようなアクアマリンのジュエリーを身につけるか、原石を身近に置いてみてください。きっと、私が感じるのと同じような「平和な気持ち」になれると思いますよ。

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