前回、「ラリマー」はドミニカ共和国からのみ産出される珍しい鉱物であるとご紹介しましたが、本当は、正確な表現ではないかもしれません。というのは、今のところドミニカ共和国でのみ見つかっているのですが、ほかの地から今後見つからないとも限らないからです。ですから鉱物の場合、いつ新しい発見があるか分かりませんので、「この石は、○○でのみ産出される」と言うときには「現時点では」という条件が必要ですね。

Stone_070521 さて、この「ラリマー」、私も大好きな石のひとつです。もう10年くらい前にデパートのアクセサリー売り場で見かけ、何故かその場に釘付けになりました。ただ、その頃から私はスーツにネクタイというスタイルが定番になり、いつの間にかネックレスやペンダントを身につける習慣がなくなっていたのです。でも、目の前のラリマーのペンダントからどうしても目が離せず、「きっと、この石さんとは何かの縁があるのね」と思い、その場で購入しました。

でも、なにしろスーツにネクタイですから、結局、そのペンダントは身につけることもなく、ずっと私のジュエリーボックスに入ったままになっていました。でも、それで忘れてしまったわけではありません。ラリマーの存在はいつも私の意識の浅いところにあり、ちょくちょくと思い出しては、眺めたり触ったりしていました。私がこの石から感じられることは、とても穏やかな波動です。掌に乗せ、じっと見つめていると、肩こりが薄らいでいくように、固くなった心が軽やかに解放されていくような安心感が得られます。ですから私は、心が疲れたと感じたときは、この「ラリマーのペンダント」をにぎって、しばらく瞑想することにしていました。

ところが、「ラリマー」について勉強してみると、この石は大したパワーを持つ鉱物であることが分かってきました。なんとこの石には、人と自然との本来のつながりを回復させてくれる根源的なパワーが備わっているというのです。それゆえに、ラリマーはまず、人の心を安らかになるように働きかけてきます。このヒーリングのお陰で、人は地球のみならず宇宙全体と一体であるという、人間本来の自然感覚を取り戻します。そして、自分を縛っていた誤った観念や過去のトラウマ、精神と肉体の不調和といったものから解放されます。また、現状への執着心や変化への恐怖心などのネガティブ思考までもが消え去り、新しい変化を素直に受け入れられるようにもなるのです。

世のクリスタルヒーラーたちは、この石を眉間にある第三の目、喉、心臓などに当てることによって、肉体的な自然治癒力を促進させたり、ふさいだ気持ちや抑圧された感情、ネガティブな思考の除去を行っているということです。

かえりみると、私がこの石から感じとっていた穏やかな波動と、何とも言えない平和で安らかな気分は、まさに「ラリマー」がもつ自然回帰のパワーだったのですね。あらためてこの石に対しての感謝の気持ちがわきあがると同時に、「これからもよろしくね」という思いでいっぱいになります。