それにしても、ブルーレースアゲートの美しい縞模様はどうしてつくられたのかしら? 前回は、「成形過程で組織上の粗密が生じ、それが縞模様を形成した」とだけお伝えしましたので、このプロセスをもう少し説明しておきましょう。私は、「ブルーレースアゲート」特有の波動は、この成形プロセスの中で育まれたのだろうと直感しているからです。

Stone_071127プロセスは次のような順序です。まずは煮えたぎる溶岩が冷える過程で発生する水蒸気やガスによって溶岩に空洞がつくられます。固まった溶岩の空洞に、「長い長い」年月をかけてシリカ(二酸化ケイ素)を含む水溶液が「静かに静かに」浸透し、空洞が埋め尽くされるまで「繰り返し繰り返し」層が形成されます。このシリカゲルの穏やかな層形成過程によって見事な縞模様が形成されるのです。

さて、石たちが人間に送ってくる波動の中で、精神面へ影響を与えるパワーは様々です。でも、興味深いことに、その人本来のあるべき姿へ戻してくれるというリセッテイングパワーは多くの石に共通して見られます。例えば、何らかの辛い経験が原因で萎縮してしまった気持ちを癒し、その人本来の前向きな考えに導いてくれたり、あるいは逆に興奮しすぎた感情を鎮静化し、その人本来の穏やかさを取り戻すよう導いてくれたりといった働きがあるのです。

「ブルーレースアゲート」は、まさに後者の働きを持ち、緊張しすぎた感情をほぐしてくれたり、高ぶった神経を抑えてくれたりします。その結果、心の平安を取り戻すことができ、冷静にものを考えることができるようになるのです。すると嬉しいことに、様々な問題が良い方向に向かいはじめます。例えば、いままでトラブルが絶えなかった人間関係にも信頼感が芽生え、こころ温まるコミュニケーションが交わされるようになり、豊かな交友関係を保つことができるようになります。些細なことで激昂しやすく怒りっぽかった感情が嘘のように大人しくなり、自分自身も楽しい気分で毎日を過ごせるようにもなるでしょう。

ところで、多くの石の中からこの石を無意識に選ぶ人は、多くの場合かなり興奮した状態にある人だといわれます。「ブルーレースアゲート」は精神や感情が過熱気味になっている人をちゃんと見定めて、そっと近づきその人に選ばれ、その人の「異常」を「平常」に戻してくれるお手伝いをしてくれるのです。

もし、あなたが、ある日急に、「ブルーレースアゲート」に興味を持ち、この石を欲しいと強く思うことがありましたら、前述のことを思い起こしてください。そして、ご自分の精神や感情がどういう状態になっているのかを確かめてくださいね。きっと、耳には聞こえない「心の叫び」があなたの心の中に充満しているはずです。その叫びはやがて集約され、「穏やかな自分になりたい」というはっきりした願望に変わってくるはずですよ。

めのう(アゲート)は先史時代から人間と関わりを持つ古い古い鉱物です。でも、それと同時に、この「ブルーレースアゲート(めのうのひとつ)」は、ストレス社会と言われる今日にこそ、パワーストーンとしての真価を大いに発揮し得る「古くて新しい石」だと言えるのではないでしょうか。