来月1112日に催される、天皇陛下御即位20周年を祝う式典に「EXILE」が奉祝曲を歌うことになりましたね。

10周年ではYOSHIKIさんが、皇居前広場で、奉祝曲「Anniversary」が演奏されていましたね。

 

さてすでに「宮中祭祀」も5回目。

みなさん、「こんなに皇居で天皇や皇后が祭祀をされているの?!」と、驚かれているのでは?

7月後半からの祭典を今日はご紹介しますね。

 

明治天皇例祭

めいじてんのうれいさい

730

小祭

明治天皇崩御相当日に斎行される祭典。皇霊殿でおこなわれます。

陵所伏見桃山陵でも祭典がおこなわれる。この祭典のご神饌には、明治天皇のお好みだった季節の果実も加わるそうです。

秋季皇霊祭

しゅうきこうれいさい

秋分の日

大祭

秋分の日に皇霊殿で執りおこなわれる、ご先祖の祭典。

この祭典では内閣総理大臣、衆議院・参議院議長、最高裁判所長官、各国務大臣等に掌典長より参列につき案内されるそうです。秋季も同じ。

秋季神殿祭

秋分の日

大祭

秋分の日に神殿で斎行される神恩感謝の祭典です。

この祭典では内閣総理大臣、衆議院・参議院議長、最高裁判所長官、各国務大臣等に掌典長より参列につき案内されるそうです。

神嘗祭

かんなめさい

1017

大祭

宮中の賢所にその年に収穫された新穀をお供えになる神恩感謝の祭典。

 

鎮魂の儀

ちんこんのぎ

1122

新嘗祭の前日夕方からおこなわれる「みたましずめ」の儀。

以前、この連載で紹介した「鎮魂」のページもご参照ください。

 

新嘗祭

にいなめさい

1123

宮中祭祀の中で最も重要なご神事。

宮中の神嘉殿で、天皇陛下が新穀を皇祖はじめ神々にお供えになり神恩感謝される。

その後、天皇陛下も自らお召し上がりになる祭典です。

皇居内で自ら栽培された新穀もこの祭典でお供えされます。

午後六時の「夕の儀」、午後十一時からの「暁の儀」がおこなわれます。

この祭典では内閣総理大臣、衆議院・参議院議長、最高裁判所長官、各国務大臣等に掌典長より参列につき案内されるそうです。秋季も同じ。

 

さて、よくやく一年も残すところ一月となりました。

師走と呼ばれる12月にも宮中での祭典はおこなわれているのです。

ほんとうにびっくりするでしょう?

 

賢所御神楽

かしこどころみかぐら

12月中旬

小祭

宮中の賢所前庭の神楽舎で夕刻から翌日早朝にかけてお神楽を奉奏して、御神霊を和めまつる祭典です。

天長祭

てんちょうさい

1223

小祭

天皇陛下のお誕生日をお祝いして宮中三殿でおこなわれる祭典。

天皇陛下生誕の日を「天長節」としてお祝いする記載は、『続日本紀』の775年光仁天皇の時代に初めて見られるようです。

現在ではこの日、天皇陛下は午前9時から祭典を行われたあと、10時からは長官以下の祝賀が、そして1015分からは、私たちもおなじみの一般参賀を受けられ、終日お祝いの行事に参加されていますね。

大正天皇例祭

たいしょうてんのうれいさい

1225

小祭

大正天皇崩御相当日に斎行される祭典。皇霊殿でおこなわれます。

陵所多摩陵でも祭典がおこなわれる。

 

節折

よおり

1231

天皇陛下のためにおこなわれるお祓い行事。630日と同じ。

大祓

おおはらい

1231

神嘉殿の前の庭で、皇族をはじめ、国民のために斎行されるお祓いの儀礼。

この日は、日本全国の各地の神社でも「夏越祓」とよばれる「大祓」がおこなわれています。

これは無意識のうちに身に生じた罪穢れを祓うことで、年に2回。6月31日にも古くから定期的に国家全体をお祓いしてきたのです。

除夜祭

1231

大祓のあと、賢所、皇霊殿、神殿でおこなわれる年末の祭典。

 

 

ふうぅ~ようやく、ようやくこれで一年12ヶ月が終わりました。

 

でも、「大晦日」ってことは、翌日は、新たな一年の「元旦」ってことですよ!!

 

すると、また夜明け前から、元旦の「四方拝」から、新たな年の「祭祀」がスタートする!!!

ものすんごくハードなスケジュールだと思いません?

しかも、今回紹介したのは「恒例祭」という、恒例のものだけ。

このほかにも臨時の祭典もあるのです。

そして、祭祀だけをおこなわれているのではありませんよね。

あまたある公務の一つなのです。

 

ほとんど知られていない「宮中祭祀」のいったんでも、ご紹介したいと思いました。

いかがでしたでしょうか?

高齢になられている天皇陛下も皇后も、それは御身体的にもどれほど大変か!

と、やはり高齢の父母を持つ私は、想像するばかりです!!

 

 

ではまた次回!!

プロフィール

image川村一代
「女性自身」記者として活動の傍ら代替療法と「癒し」をテーマに
ヒーリング特集を執筆。
2001年『myselfhelp 困ったときに読んでみて』(愛育社刊)を上梓。
2003年、國學院大學神道文化学部入学。専攻は神道と宗教学とスピリチュアリティ。同年米国のヒーリング単科大学BBSH(Barbara Brennan School Of Healing)入学。
2007年3月國學院大學卒業。神職資格授与。6月BBSH卒業。
現在は記者活動と、高知県の権禰宜を務めている。

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