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「無事に帰ってくれれば、いくらでもお話しすることはできたと思います。でもこんな結果になってしまって……。気持ちを聞くのは勘弁してください」

 

21日夜、容疑者逮捕の一報を受け、星野凌斗くん(12)の祖父は憔悴しきった様子でそう話した。まさに急転直下の逮捕劇だった。

 

死体遺棄容疑で逮捕されたのは、大阪府寝屋川市在住の山田浩二容疑者(45)。大阪府警は、13日に遺体で発見された平田奈津美さん(13)の遺棄現場だった運送会社の防犯カメラに映っていた車などから、所有者である山田容疑者を割り出し、行動確認を続けていた。

 

21日、その車に乗った山田容疑者は大阪府柏原市に向かった。途中立ち寄った山中を警官が確認したところ、星野くんの遺体を発見した。遺体は顔や手に粘着テープが何重にも巻かれ、隠すように草で覆われていた。遺棄現場は山の中腹にある畑だった。

 

逮捕された山田容疑者は、京阪・香里園駅近くにあるマンションで、両親と3人暮らしだったとみられる。

 

「山田容疑者は名前をころころ変えている。事件を起こすたびに変えているんじゃないか」(ある警察関係者)

 

’02年に山田容疑者は、男子中学生などを狙った逮捕監禁や傷害事件で寝屋川署に逮捕されている。寝屋川市内の路上で、自転車に乗っていた男子中学生に「京阪・寝屋川市駅に行きたい。車に乗って案内してくれへんか」と声をかけた山田容疑者。男子中学生が車に乗り込むと、その態度を豹変させた。「俺は警察や。持ち物を調べる」と言って山田容疑者は、男子中学生に手錠をかけると、金目のものを強奪。中学生を身動きができない状態のまま、寝屋川市内の駐車場に放置した。

 

このような手口で男子中学生を襲った事件を複数件起こしている。さらに、17歳の少年2人を車に誘い込み、ナイフで脅したうえ、液体を顔にかけて火をつけるという事件まで起こした。事件当時の姓は「渡利」。逮捕をきっかけに「山田」に姓を変更したと思われる。

 

「山田容疑者には少年愛の嗜好があった可能性がある。いずれにせよ、平田さんへの30カ所に及ぶ執拗な傷はまさに鬼畜の所業だ」(警察関係者)

 

今回も’02年の事件と同様に、少年を探して車でうろついていた山田容疑者が2人に目をつけた可能性が高いという。自らの歪んだ欲望のため、2人の尊い命を奪った山田容疑者。鬼畜にも劣る凶行の報いを、その身に受けなければならない。

 

(週刊FLASH9月8日号)