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内閣官房副長官・世耕弘成の1日は毎朝2時間の情報収集から始まる。朝は6時までに起床。入浴しながら朝5時台に放送されたNHK「おはよう日本」の録画を防水つきのポータブルテレビで再生する。

 

「その日最初に報道されたニュースをまずチェックするんです」

 

服を着替え、朝食を摂りながらも情報収集に余念がない。そのためのツールが大画面の第4世代iPadだ。iPadではまず「Googleニュース」の記事タイトルを見る。

 

「経験的に『Googleニュース』は新聞各紙の紙面構成に近い。タイトルの順番を見れば、その日のニュースの重要度がわかる。官房副長官として、一日のスタートでいちばん重要なのは“いま何が報道されているか”を把握することです」

 

その日のニュースを一通り把握した後は、やはりiPadで新聞を読む。

 

「朝毎読、産経、日経……全国紙はすべて目を通します。まず紙面の画像で見出しの大きさから記事の重要度を確認し、その後、見出しだけのインデックスを見る。見落としがないかチェックするんです。

 

気になる記事があれば、すぐに秘書官に確認する。この記事は誰が書いたのか、この情報はどこから漏れたのか。実際、発表していない情報が毎日のように新聞やテレビのニュスになっている。なかには国家機密につながる情報もありますから」

 

テレビのニュースはすべて録画している。そのため全局の全番組を自動的に録画できる「全録レコーダー」を2台持っている。

 

「帰宅が遅くなって夜のニュースを見られなかったときは、翌朝、前の夜のニュースをチェックします。まず、インデックスで見てから重要なニュースを見る。見るのはニュース番組。残念ながらワイドショーまで見ている時間はありません」

 

雑誌も一通りチェックしている。

 

「総理の批判記事も、もちろん読みます。『FLASH』もネットで読んでいますよ」

 

このようにあらゆるメディアの情報を得ているが、もうひとつ重視しているのが、どんなニュースが読まれているかを知ることだ。

 

「そのために、ネットで『スマートニュース』を見ています。これは、よく読まれているニュースから順番に表示される“まとめサイト”ですが、ネットでどんな話題が盛り上がっているかを確認できる。一般の人たちの関心がどこにあるかがわかるんです」

 

(週刊FLASH2016年2月2日号)