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誰がつけたか、ついたあだ名は「ガソリーヌ」。民進党の政調会長として華々しくデビューした山尾志桜里衆院議員(41歳)だが、「地球5周分」のガソリン代疑惑が報じられると、一転、窮地に陥った。政治部記者が言う。

 

「山尾氏の説明は、“ガソリンのプリペイドカードにチャージしたレシートと引き換えに、経費を払っていた。うち少なくとも250万円は元秘書による不正請求の疑いが強い”というお粗末なもの。だが、今回の件で、注目されたことのなかった政治家の“ガソリン代”が脚光を浴びることになりました」

 

そこで、安倍政権全閣僚と自民党三役の公表されている最新(2014年分)のガソリン代を調べてみると、「地球5周」はザラだった。主だった安倍政権閣僚&自民三役のガソリン代は次のとおりだ(地球の周回は、当時のハイオクガソリン価格160円/リットル、燃費を15キロ/リットルとして計算。地球1周は赤道の全周4万75キロとした)。

 

■安倍晋三首相 総額619万6441円 地球14.5周分

■麻生太郎財務相 総額125万447円 地球2.9周分

■菅義偉官房長官 総額161万5367円 地球3.8周分

■高市早苗総務相 総額221万2835円 地球5.2周分

■岸田文雄外相 総額282万643円 地球6.6周分

■馳浩文科相 総額298万5421円 地球7周分

■石破茂地方創世相 総額143万9582円 地球3.4周分

■遠藤利明五輪担当相 総額325万8866円 地球7.6周分

■二階俊博総務会長 総額136万6008円 地球3.2周分

■稲田朋美政務調査会長 総額55万4316円 地球1.3週分

 

閣僚&党三役の高額なガソリン代はすべて正しく使われているのか。各事務所に問い合わせてみると、「法令に従い適正に処理し報告しています」と判で押したような回答だった。

 

調査した23議員の2014年のガソリン代の平均は約173万円にも上った。それを“適切”と言い切れるのは、庶民からして羨ましい話だ。政治評論家の有馬晴海氏はこう語る。

 

「ガソリン代を使って不正がおこなわれたとしても、普通は政治家本人が公表しない限り、その内実はわからない」

 

(週刊FLASH 2016年4月26日号)

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