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「第三者にチェックしてもらう」

 

5月20日、2時間15分に及んだ会見を”先送り”で乗り切ろうとした舛添要一東京都知事(67)。

 

だが、当日の報道では、15歳下の夫人・雅美さん(52)の映像も繰り返し流された。舛添ドケチ都知事の「政治とカネ」疑惑で、もっとも高額な「事務所費」問題に、雅美さんが関わってくるからだ。

 

”疑惑”の舞台は、世田谷区の閑静な住宅街に立つ三階建ての一軒家だ。

 

「ここは舛添氏の自宅兼事務所で、その1階と地下1階部分が事務所となっている。そして、舛添氏が代表を務める政治団体から、月額約44万円、6年間で3500万円超が、『舛添政治経済研究所』に”家賃”として支払われているのです。この研究所の代表が雅美さん。つまり、税金を原資とする政治資金が、雅美さんの会社に流れていることになるのです」(都政担当記者)

 

さらに、舛添氏が公用車で通った湯河原の別荘の所有者も「舛添政治経済研究所」だ。湯河原は雅美さんの出身地。別荘とは少し離れた福浦漁港近くに、雅美さんの実家がある。近隣住民が言う。

 

「昔から資産家として有名だったね。江戸時代には、ご先祖さんがこの福浦から伊豆多賀あたりまで(十数キロ)の土地を全部持っていたという話を聞いたこともありますよ」

 

雅美さんは名家のお嬢様なのだ。実家は、敷地内に蔵まであるモダンな住宅。ご家族に話を聞こうと訪ねたが、母親とおぼしき女性は、「私らには何もわかりませんから」と話すのみ。

 

ならば、雅美さんから話を聞くしかない。20日の会見終了から約2時間後。雅美さんは、一人で電車に乗り込んだ。降りた繁華街で雅美さんを直撃した。

 

「困ります。私は会社のほうはしてますけど、政治関係はノータッチなので」

 

――その会社(研究所)に政治資金から毎月44万円が入っているが?

 

「政治資金? ああ、家賃のことね。皆さん勘違いしていると思うのですが、家賃を払わないと”闇献金”になってしまうのです」

 

たしかに、たとえば後援者などが無料で事務所を貸していたら「利益供与」にあたるケースはある。本誌は2年前、雅美さんを密着取材しているが、そのときには、研究所で4〜5名のスタッフが慌ただしく働いていた。事務所としての実態はあった。

 

――44万円は相場より高いのでは?

 

「地下室もあるし、駐車場(代)も入っていることを、ご存じなくおっしゃっているのだと思います。会計事務所や税理士の方と相談して、きちんとした金額にしています。法的にも間違いのないものと思っています」

 

――悪いことという認識はない?

 

「はい。もちろんです。これで少しでも(疑惑が)クリアになれば」

 

ほかの政治資金に関しては、「会見以上のことは……」とかわした雅美さん。果てぬ疑惑に、都民は「ノータッチ」と流せはしない。

(週刊FLASH 2016年6月7日号)