40代とおぼしき裸の女性が露天風呂の中で悶えている。男性器を口に含みながら、別の男性には後ろから激しく突かれて喘ぎ声をもらす。誰もが入れる露天風呂で、こんなに堂々と撮影されているAVが何本もあった――。

 

その舞台となっていたのが、5月末をもって無期限閉鎖となった、栃木県那須塩原市の「不動の湯」。管理人がおらず、利用料の200円を箱に入れて利用する方式で、露天風呂ファンの間でも人気が高かった。

 

不動の湯を管理する福渡自治会の田代茂樹会長はこう語る。

 

「お客さんや近くに住む住人の方から『変な人たちがいる』などの通報を多く受けていました。報道などで(冒頭のAVを制作する)『S』という会社の名前も挙がっていましたが、自治会では把握していませんでした。県のポスターでも紹介されている人気の温泉なのですが、このまま放置すれば塩原温自体のイメージダウンにもつながりかねない」

 

「露出もの」「調教もの」の映像を手がける「S」はインターネットで映像を販売している。「S」に事実を確認しようと連絡を取ったが、期日までに回答はなかった。

 

もうひとつ、閉鎖の原因がある。「露出行為」をおこなうサークルの存在だ。女性客を待ちぶせして集団で覗きをする通称「ワニ」や、4〜10人が集合して集団で性行為に及ぶサークルがある。その模様を撮影することも。

 

不動の湯を利用していたある露出サークルの男性A氏(40代・会社員)が語る。

 

「もともと、埼玉県にマニア御用達の『百穴温泉』という混浴があったのですが、昨年1月に休業してしまった。その後、『24時間入浴できて平日の日中は一般客が少ない』『管理人がいない』『混浴である』『アクセスのよさ』という理由で『不動の湯』に人気が集中したんです。インターネット上の情報交換サイトでは『塩薔薇』などと隠語を使ってやり取りをしていました。

 

より過激な団体になると、居合わせた一般客にも女性の愛撫を強要するというからあきれる。

 

前出の田代会長は「なんらかの対策を練ったうえで早めに復活させたいとは思っております」というが、「次の露出スポットも何カ所か目星をつけている」とA氏は悪びれる様子もない。また別の温泉地で露出行為がおこなわれてしまうのか。真の温泉好きにはいい迷惑である。

 

(週刊FLASH6月23日号)

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