オランダをご訪問し、11年ぶりに海外ご公務に復帰された雅子さま。

5月3日のご帰国から10日が過ぎ、現在は次の目標に向かって動き始められている。

 

ある東宮職関係者は次のように明かした。

「皇太子ご夫妻は2年ぶりの東日本大震災の被災地ご訪問を検討されています。場所は宮城県です。現在の計画としては、東北新幹線を利用されての日帰りのスケジュールで、現地ご滞在時間は6時間ほどになるようです。

雅子さまも非常に強い意欲をお持ちです。そのためスケジュールも“雅子さまのご体調でも無理のない”ということが前提になっています」

 

東日本大震災発生以来、皇太子ご夫妻にとって2度目の宮城県ご訪問となる。

‘11年6月には飛行機で赴かれ、岩沼市で被災状況を視察された後、山元町の避難所で被災者をお見舞いされた。

昨年12月9日、雅子さまは49歳のお誕生日に発表されたご感想で、被災者への思いを切々と訴えていらした。

《寒い季節を迎えましたが,昨年の東日本大震災により被災された多くの方々が,今なお住み慣れた場所を離れ,困難な状況の中で暮らしておられます。このことに思いを馳せない日はなく,そのたび毎に,とても心が痛みます》

雅子さまにとって被災地への再訪は“悲願”だったともいえる。数か月前から目標とされていたオランダご訪問という大きな課題を突破され、次はその悲願を果たされようとしているのだ。

皇室ジャーナリストの松崎敏弥さんは言う。

「7月に両陛下が岩手県の大船渡市や陸前高田市を訪問されることをご検討中であることをNHKが報じました。また5月9日・10日には秋篠宮ご夫妻が福島県に赴かれ、郡山市では仮設住宅も訪問されました。いわば天皇ご一家が手分けをして、東北3県をフォローされる計画で、それに雅子さまも参加されるわけです」

 

オランダでの即位式ご出席も、当日まで雅子さまのご体調の見極めが必要だった。宮城県再訪に関しても、東宮職は非常に慎重になっているという。

 

「宮城県ご訪問は、もともとは5月28日前後で検討されていました。しかし雅子さまもオランダから帰国されたばかりで、お疲れも残っているそうです。ご体調を整えるためには、もう少しお時間が必要とのことで、現在は6月18日前後で再調整をしてします」

ご病気をおされての雅子さまの宮城県再訪は、いまだ震災の傷痕に苦しむ人々に大きな勇気を与えるに違いない。