滝川クリステル(35)の「お・も・て・な・し」パフォーマンスが、’20年オリンピック・パラリンピックの東京招致の決定打になった。だが、もちろん世界を動かしたのは、滝クリばかりではない。圧倒したのは、日本のプレゼン前に行われた、高円宮妃久子さまのスピーチだ。

 

「空気が変わるというか、雰囲気が一変しました。今回のスピーチは政治色を抜きにしたものですが、結果的にはたいへんなインパクトを世界に与えたのではないでしょうか」(皇室ジャーナリストの久能靖さん)

 

久子さまに何度も会ったことがあるという、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏も絶賛する。

 

「『皇室の人じゃなく(英国)王室の人なんじゃないか』と勘違いしちゃうくらいの堪能な英語。とてもチャーミングで、しかも毎日のように世界中からVIPをお招きしているから、特別な練習なんて、まったく必要がないと思います」

 

久子さまは民間のご出身ということもあるのか、「気さくで飾らない性格」という声が多い。皇室ジャーナリストの松崎敏弥さんが語る。

 

「各国大使館のパーティではよくスピーチされています。『お久しぶりです』とご挨拶すると、『本当にお久しぶりね。お元気で何よりです』とお声をかけていただきます。外国からのお客さまをご招待するときは、日本酒や焼き鳥がある、日本の庶民的な居酒屋にお連れするようです」

 

「スポーツの宮さま」と呼ばれるほどのスポーツ好きだった高円宮さまのご遺志を継ぎ、久子さまは日本サッカー協会をはじめ、さまざまなスポーツ組織の名誉総裁を務められている。

 

「いま、オフィシャルなお立場で“日本の顔”といえる女性って、なかなかいません。その意味で、久子さまの貢献は、非常に大きかったんではないでしょうか」(デーブ氏)