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7月8日に予定されていた秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご婚約会見は、九州北部を襲った豪雨により延期となった。被災地の状況を気づかったお二人が、延期を申し入れられたという。

 

日本全国の注目が集まるお二人のご婚約会見。皇族女性のご結婚は、14年の千家典子さん、05年の黒田清子さん(紀宮さま)の例があるが、清子さん以前には昭和35年の島津貴子さん(清宮さま)まで遡る。

 

実はこの貴子さん、常に“自分らしさ”を貫いてきたプリンセスなのだ。一般社会へと嫁ぐ皇族女性のモデルともいえる、その半生を振り返ってみよう。

 

島津貴子さんは昭和天皇の第五皇女で、現在の天皇陛下の妹にあたる。清宮(すがのみや)の称号の「ス」、貴子の「タ」をとって「おスタちゃん」の愛称で親しまれた。

 

一躍話題となったのは昭和34年3月、貴子さん20歳の誕生日に行われた記者会見での一言。「お好きな男性のタイプは?」という質問に対し、「私が選んだ人を見てください」と切り返したのだった。

 

同じ月に婚約を発表。「選んだ人」は当時銀行員で、薩摩藩主の末裔・島津久永さん。お見合いから3回のデートを経て、交際わずか2カ月での婚約発表だった。自身の恋愛をも包み隠さない姿勢は、皇族として異例のことだった。

 

結婚に伴い学習院大学を中退し、主婦として暮らしていた貴子さん。31歳のとき、東京プリンスホテル内のショッピングモール『西武ピサ』に就職。「皇族出身者初の民間企業就職」となった。その後も百貨店のブティックや『プリンスホテル』の重役など、キャリアウーマンとして経歴を重ねていった。

 

小室圭さんとのご結婚後は皇籍を離れ、一般市民としての生活を始められる眞子さま。島津貴子さんのように、キャリアウーマンとして活躍する姿を見せてくださるかもしれない。

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