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《眞子さま 年内結婚》

 

読売新聞の9月1日付朝刊の1面には、驚くべき見出しが躍った。婚約内定から4年、ついに結婚の見通しが立ったというのだ。

 

だが、結婚といっても、そのプロセスは前代未聞のものになるという。婚約や結婚に関する儀式はいっさい行われない方向で、眞子さまは皇籍離脱に伴って受け取られるはずだった一時金も辞退される意向だというのだ。そして、眞子さまは結婚後、小室さんと一緒にニューヨークで新婚生活をスタートされるおつもりだという。

 

近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、落胆の色を隠さない。

 

「秋篠宮家と宮内庁は、ご結婚に対して国民の理解はいまだに得られていないと認識しているのでしょう。これ以上、事態を長引かせては今後の皇室活動に支障をきたすと懸念して、決着を急いだ結果かもしれません。しかし、コロナ禍に苦しむ国民に寄り添うべき時期に、眞子さまの私的な希望を優先されたことに戸惑いを覚えましたし、残念な気持ちです」

 

結婚までの手順について、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いた。

 

「宮内庁が管理する皇族の戸籍にあたる『皇統譜』の謄本を婚姻届に添付して市役所等に提出します。それが受理されると、眞子内親王殿下は小室家の戸籍に入り一般国民の“小室眞子”になりますので、宮内庁は皇統譜から除籍します。パスポートやビザの申請は“小室眞子”としてされるでしょう」

 

なぜこの時期の報道となったのか。皇室担当記者が舞台裏を解説する。

 

「報道各社は、『秋には何らかの動きがある』ということで取材を続けていました。その中で決定打となる情報を得たのが読売新聞だったのでしょう。最終的な決め手となったのは、8月31日に天皇陛下が秋篠宮さまに面会されたことではないでしょうか。この面会は、表向きは9月5日に秋篠宮さまが陛下の名代としてパラリンピックの閉会式に出席されるため、そのご挨拶でした。このとき、眞子さまの結婚について、秋篠宮さまは最終的な了解を陛下から取り付けられたのでしょう。この情報がスクープの裏付けとなったと思われます」

 

結婚後はニューヨークで新婚生活をスタートすることになる眞子さまと小室さんだが、金銭面には不安が多い。

 

小室さんは3年間にわたる留学中、日本でパラリーガルとして勤務していた奥野総合法律事務所から生活費を貸与されていたといわれている。3年間の生活費は1千万円を超えるとみられており、帰国して同事務所に勤めることはないとなれば、返済の必要性が生じるはずだ。

 

本誌が奥野総合法律事務所に問い合わせると「小室圭さんの件については、一切取材に応じていません。在籍の有無についてもお答えできません」との回答だった。

 

また、母・佳代さんの元婚約者への解決金は最大400万円となるが、小室さんの代理人弁護士である上芝直史弁護士はこうした金銭面について「今の時点でお話できることはありません」との返答だった。

 

一方、小室佳代さんの元婚約者・X氏の心情について、X氏の知人は次のように語った。

 

「小室さん側には、とにかく佳代さんからの連絡をいただきたいと要望しているのですが、いまも連絡はまったくないそうです。それでも彼は、眞子さまと小室さんの結婚には反対していません。お二人の結婚と佳代さんの金銭トラブルは別問題だと考えていますから」

 

宮内庁は、眞子さまと小室さんがともに心境を説明する機会を設ける方向で調整しているというが、小室さんが抱えるさまざまな問題もクリアになるのか――。

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