赤坂御所を発たたれる天皇ご一家(写真提供:雑誌協会代表取材/宮内庁) 画像を見る

9月6日、天皇ご一家は秋篠宮ご夫妻のお見送りを受け、皇居に向かわれた――。

 

笑顔をお見せでも、少し寂しそうなご様子で赤坂御所の車寄せに並ばれた両陛下と愛子さま。両陛下としてはご結婚の翌年、愛子さまはご誕生からお住まいだった赤坂御所とのお別れ。

 

愛子さまがお生まれになってからのご成長、お庭で栽培されてきたバラの花や果物たち、そして愛犬と散歩された紅葉の御用地……。苦しい時期もあったが、赤坂での日々を振り返られるとそれはいい思い出として残っていることだろう。

 

そんな、天皇ご一家の赤坂御所での日々を写真で振り返ります。

 

【’94年】

赤坂御所(当時は東宮御所)に入居された日、美智子さまが大切にされたバラ園をご覧に。

 

【’02年】

愛子さま満1歳。絵本を読まれたり、お風呂に入れられたり、天皇陛下も子育てに参加を。

 

【’04年】

2歳の愛子さまは世界的ハープ奏者との触れ合いに、楽しそうに跳びはね、踊られた。

 

【’05年】

「わっ!」。畑で大きなお芋をご収穫。4歳の愛子さまはお庭でチョウなどの昆虫とも親しまれた。

 

【’06年】

赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さま。動植物とのお触れ合いも大切にされていた。

 

【’08年】

ブラジルご訪問の天皇陛下のお見送り。お父さまとしばしのお別れに涙ぐまれる愛子さま。

 

【’18年】

天皇陛下の58歳のお誕生日。長く愛用されている天体望遠鏡を置かれて天体の本をお読みに。

 

【’21年】

赤坂御用地に貴賓席などを作られ、島根県の式典会場と結び全国植樹祭にリモートでご出席。

 

【’21年】

赤坂御所を発たたれる天皇ご一家。延べ50年以上お住まいだった天皇陛下は「寂しさと深い感慨を覚えます」との感想を公表された。

 

ご一家はお引越し作業が終わる15日ごろまで皇居の宮殿で過ごされ、それ以降に御所での新生活に入られるご予定だ。

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