お別れの日、眞子さまに駆け寄る佳子さま /(C)JMPA 画像を見る

今年の10月26日。30歳となり、結婚会見に臨んだ眞子さんは、報道陣とカメラを前にして話し続けた。笑顔は少なく、終始硬い表情のままだった。

 

「私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていくなかで、また違った形での困難があると思います」

 

祝福に包まれた婚約内定会見からわずか3カ月後の17年末、週刊誌報道で婚約者・小室圭さんの母親・佳代さんに関する金銭トラブルが明るみに。以降、結婚延期や小室さんの突然の渡米など、3年10カ月もの波乱の歳月を経た末に、眞子さんは悲願ともなっていたご結婚の日を迎えた。

 

嫁ぐ日の朝、住み慣れた赤坂御用地の宮邸の玄関前。優しい色のバラのブーケを手にした眞子さんと、送り出すご家族が向き合う。

 

「お健やかに」

 

秋篠宮さまが声をかけ、

 

「体に気をつけて」

「お元気で」

 

瞳を潤ませた紀子さまとの挨拶を済ませ、最後には佳子さまが姉に駆け寄りハグをして、眞子さまは家族との別れを終えた。

 

こうして、ご誕生から長きにわたり、当時の「天皇家の初孫」として多くの国民から愛されてきた「眞子さま」は、皇室を離れ、民間人の「小室眞子さん」となった。

 

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