「侮辱賞状」でパワハラのハシモトホーム SNS&批判口コミを削除疑惑で隠蔽体質にも批判殺到

投稿日:2022/06/24 06:00 更新日:2022/06/27 00:16
「侮辱賞状」でパワハラのハシモトホーム SNS&批判口コミを削除疑惑で隠蔽体質にも批判殺到
6月23日、ハシモトホームがHPに掲載した“謝罪文”(同社ホームページより)

青森県八戸市の住宅会社「ハシモトホーム」の青森支店に勤務していた40代の男性社員が自殺したのは、上司のパワーハラスメントが原因だとして、男性の遺族が6月20日、同社と橋本吉徳社長に対して約8千万円の損害賠償を求めて提訴した。

 

「訴えによると、亡くなった男性社員は2011年に入社し、営業を担当していました。2018年1月ごろに、上司から“お前はバカか”などといった内容のショートメッセージが複数回送信されていました。

 

男性は同じ月に、会社の新年会の余興として、賞状を“症状”ともじり、“大した成績を残さず、あーあって感じ”“あまり頑張ってない様に見えてやはり頑張ってない”と中傷する内容の文面を受け取らされたのです。

 

2月に、男性は自宅に駐車していた車の中で自殺。2020年12月に、青森労働基準監督署が“上司によるパワハラで重度のうつ病を発症し、自殺の原因になった”と労災認定していました」(社会部記者)

 

あまりにも残酷な内容に、SNS上には怒りの声が瞬く間に広がった。

 

《あまりにも人を軽視していて吐き気がします》
《もらった当事者でなくても気分が悪くなる。当事者ならとても深く傷ついたでしょう》
《いい大人がここまで低俗なことをしてるという事に強いショックを受けた》
《亡くなった社員がどんな気持ちでこれを受けとったのだろうかと思うと胸が痛む》

 

提訴されたハシモトホームのホームページは、報道が一斉に始まった21日以降閲覧しにくい状態が続いていたが、23日になって、ホームページ上に“謝罪文”を掲載した。

 

「提訴された件について、同社は『重く受け止め、最大限誠意ある対応をとる』『原因の調査並びに再発防止策の取りまとめを進めている』などと謝罪文に記していました。また、電話回線がひっ迫して対応が取れていない旨も公表しています。

 

ただ一部には、“Googleで会社を批判する口コミを削除している”“ツイッターやインスタグラムのアカウントを非公開にした”などという指摘が上がっており、同社の体質に批判の声が高まっています」(地元紙記者)

 

実際、一連の報道が出る前に存在していた同社のYouTube公式チャンネルは現在、削除されている。

 

“謝罪文”には、「最大限誠意ある対応をとる所存」と書いてあるが、ハシモトホームの組織体質に対しては、ネット上でも一層批判の声が高まっている。

 

《どこまで隠蔽体質なんだろう。企業としての責任、危機管理、まるでわかってない》
《労災認定されてから数年たっているのに、その間にこういった対応に至らなかった組織の体質を検証してください》
《全国からの抗議が電話やメールで殺到し、営業活動に支障を来しているからとの自己弁護には呆れるしかない》

 

いくら“誠意ある対応”を見せたとしても、起きた悲劇をなかったことにはできない。

 

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