8月4日に急性心筋梗塞で亡くなった元サッカー日本代表・松田直樹選手(享年34)の通夜が8日、群馬県桐生市の斎場で営まれた。通夜には元日本代表のGK川口能活選手、MF中村俊輔選手、FW中山雅史選手らかつて松田選手と共にプレーしたチームメートのほか、松田選手を愛するサポーターら約1,800人が参列した。2002年の日韓W杯で松田選手を主力に据えたフィリップ・トルシエ元日本代表監督も弔問に訪れ「彼のことを忘れない。鍵となる選手だった」と故人との早すぎる別れを惜しんだ。

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松田選手は前橋育英高校を卒業した1995年に横浜マリノス(当時)に入団。昨年までの16年間在籍したクラブで3度のリーグ優勝に貢献するなど、主力として活躍した。また、’96年アトランタ五輪の〝マイアミの奇跡〟を成し遂げたメンバーでもあり、フィリップ・トルシエ監督が日本代表を率いた2002年の日韓W杯では「フラット3」の一角として全試合にフル出場、日本の決勝トーナメント進出に大きく貢献した。昨年限りで横浜Fマリノスから戦力外通告を受け、今季からJFL松本山雅でJリーグ昇格を目指してチームを率いていた。
日本のサッカーが目覚ましい活躍を続けるなか、ディフェンスラインで体を張り続けた。昨年、横浜Fマリノスを対談する際のスピーチで「オレ、マジでサッカー好きなんですよ」とサポーターに語りかけた。純粋にサッカーを愛し、観る者に興奮と感動をくれた松田選手。そのサッカーに懸ける情熱を、フィールドの上で躍動する姿を、私たちはけっして忘れません……。

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