1月19日、アメリカ・テキサスレンジャーズと6年契約6千万ドル(約46億円)という破格の契約金で合意したダルビッシュ有(25)。彼のメジャーリーグ挑戦が決まった直後、妻・紗栄子(25)との離婚成立も正式に発表された。

2人の子どもの親権は紗栄子が持ち、ダルビッシュは毎月養育費を払っていくことになる。だがそんな状況でも彼は、お金に対して無頓着だったという。

「今回、ダルの代理人が一番驚いていたのは、ダルがまったく契約条件に興味がなかったことです。終始、大げさではなく『年俸は、いくらでもいいっすよ』といった態度だったみたいですね」(メジャーリーグ関係者)

金銭面では、興味を示さなかったダルビッシュだが、2つだけ契約に注文をつけたという。地元のスポーツ紙記者はこう語る。

「ひとつは自宅の一部に大がかりなトレーニングルームを作って欲しいということ。それともうひとつが、これからテキサスのアーリントンで住むことになる家についてなのです。彼は茶目っけたっぷりに、『どうせテキサスに住むんだったら、昔見た映画の“風と共に去りぬ”に出てくるような大きな家に住みたい』と言ったそうです」

そんな豪邸を要求した背景には、2人の息子たちの存在があるようだ。地元のスポーツ記者はこう続ける。

「『この豪邸は、もし日本から子供たちが遊びに来ることがあったら絶対大喜びするはずだから。日本では信じられないくらいの大きな家で、子供たちを驚かせたい』とダル本人が言ったそうです」

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