7月30日、皇太子さまは「雅子と愛子からも、皆さんによろしくお伝えください、とのことでした」と、沖縄と北海道から東宮御所にやってきた63人の少年少女たちに、そう挨拶された。

学校新聞の活動をしている沖縄や北海道の小中学生の交流を図る『豆記者交歓会』。天皇皇后両陛下が皇太子ご夫妻だった時代から毎年夏休みには、豆記者たちが東宮御所を訪問するのが慣例になっており、いまは皇太子ご夫妻が、そのお仕事を引き継がれている。

「『将来は、どんな仕事をしたいのですか?』など、皇太子さまは一人一人に優しく話しかけてくださって、とても和やかな雰囲気でしたね」(豆記者団の関係者)

だが、ある東宮職関係者は「実は7月30日の件は、雅子さまと愛子さまも出席される予定でした。しかし、雅子さまのご体調が芳しくなく、愛子さまも”お母さまがお休みされるのなら”と、お2人とも欠席されたのです。私たちは期待していたのですが……」とため息をつく。皇室ジャーナリストの松崎敏弥さんもこう話す。

「愛子さまが豆記者たちに会われたのは5歳のときです。しかし、それ以降、愛子さまには東宮御所で一般人に接見されるといった機会はありませんでした。その”空白の5年”を埋めるためにも、今夏、皇太子ご夫妻は愛子さまのお出ましを計画されたのでしょうが……」

現在、女性宮家創設も論議され、政府からも将来の皇室を背負っていかれる方の一人と目されている愛子さまだが、その教育問題について文化女子大学客員教授の渡辺みどりさんは、「皇太子さまや清子さんが同じ年ごろだったときと比べると、愛子さまの行動範囲は限られており、社会体験の機会も少ないと思います」と語っている。

また、雅子さまご自身も、愛子さまの皇族教育や社会体験の機会が少ないことに焦慮を感じていらっしゃるという。

「”私の体調がもっとよければ、愛子も、いろいろ体験できるのでしょうが……”と、雅子さまが漏らされたこともありました」(皇太子ご夫妻の知人)

8月中旬、皇太子ご一家は2年ぶりに静岡県の須崎御用邸で静養される。また、8月下旬以降は栃木県の那須御用邸で過ごされる計画もあるという。この夏の日々が愛子さまのご成長に役立つものになることを祈りたい——。

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