行方不明になっていた資産家夫婦、霜見誠さん(51)と美重さん(48)の遺体が1月29日、埼玉県で発見された。犯人は逮捕されたものの、動機の解明や交友関係など、多くの謎が残っている。お笑い芸人の桜塚やっくん(36)も面識があったという。’06年2月、やっくんは美重さんから依頼を受け愛犬家パーティに出演していたそうだ。

「僕はまだ駆け出しのころで『エンタの神様』を観て奥さんが気に入ってイベンターに連絡してきてくれたんです。愛犬家の人が集まる食事会に出てくれというオファーでした。行ってみると、大きなテーブルに約20人の飼い主と20頭の犬が座っている。しかも犬1頭にもイスがひとつ。完全に人間扱いですよ。もちろん、犬の前でネタをするのは初めてでした」(やっくん)

会場になったレストランのテーブルには、豪華なイタリア料理がずらりと並ぶ。人間も犬も同じ料理だった。このイベントはやっくんにとって、じつに印象的なものだったという。

「犬のためにこんなすげぇパーティをするのかっていう印象でしたね。お金を持ってる人はいるんだなあって。でも、犬を相手にどんなネタをやりゃあいいんだよって思っていた。今でもネタにしているくらいです。『今までの営業でいちばんすごいもの』って聞かれたら、決まってこのときのことを言っていますからね」(やっくん)

さらにイベントの後にも、美重さんの羽振りのよさに驚かされたという。

「奥さんが『ギャラはイベンターさんに持っていかれちゃうから、心づけよ。内緒ね』と3万円をくれたんです。本当に余裕のある人なんだなと思いましたよ」(やっくん)

まさに、霜見夫妻のセレブな生活の一端に触れることになったやっくん。事件のことが報じられると、知り合いやテレビ関係者から「やっくんは、スイスの資産家と知り合いなのか」という問い合わせが殺到した。ここで初めて、亡くなった美重さんがあのときの「奥さん」だと気づいて、驚き悲しんだという。

「ショックです。すごく心遣いをしてくれる奥さんだったので、お亡くなりになったのは非常に残念ですね」

(週刊FLASH 2月19日号)

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