3月26日、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さま(22)が国際基督教大学(=ICU)の卒業式に出席された。宮内庁によると、進学や就職はせず、皇族として本格的に公務に取り組む予定だそう。

眞子さまは平成22年に学習院大学ではなく、皇族として初めてICUに入学。卒業式のためにキャンパスに現れた眞子さまは、報道陣から「おめでとうございます」と声をかけられると「ありがとうございます」とほほ笑み、「楽しい学生生活を過ごせて感謝しております」と述べた。

宮内庁によると、3年生から術や文化財研究を専攻。また、英国のエディンバラ大学に短期留学を経験された。この他にも、在学中に学芸員の資格と運転免許も取得。卒業論文は明治時代に神話画が描かれた背景などを考察し、英文で書かれたという。

卒業にあたり、眞子さまは、記者団からの質問に宮内庁を通して文章で回答。大学生活について「一生の思い出となる4年間」と振り返り、「学習意欲の高い方が多い大学でしたが、それと同時に笑いと楽しい会話にもあふれた日々でした」と良い人間関係に恵まれた学生生活であったこと報告された。

学業以外では、雪面滑走競技部に所属しスキーを楽しまれた。また、2011年と2012年の夏休みには、東日本大震災の被災地でのボランティア活動にも参加された眞子さま。

今後については、「声をかけてくださる方々に少しでも良かったと思っていただけるよう、可能な限り力を尽くすことができればと思っております」と表明。結婚時期については「早すぎず遅すぎずできれば良いと思っております」とされるも、「理想の男性像はございません」と回答された。

眞子さまは今年9月に岐阜県で開催される『国際陶磁器フェスティバル』の名誉総裁に就任するなど、女性皇族として公務の幅を広げていく予定だ。

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