3月4日、大阪市内のホテルで、貴乃花親方(42)率いる貴乃花一門の「後援会設立・激励会」が開かれた。

「’10年に貴乃花親方が、所属していた二所ノ関一門内の事前調整を拒否し理事選に立候補。この“貴の乱”から『貴乃花グループ』が生まれた。昨年5月に協会から6番めの一門として認められ、貴乃花部屋・大嶽部屋・阿武松部屋・立浪部屋の4部屋が所属している。後援会は通常部屋か個人単位で作るもので、一門の後援会は珍しい。パーティは、貴乃花一門の結束をお披露目するものになった」(角界関係者)

 発起人は鹿児島・最福寺の「炎の行者」池口恵観氏。安倍首相から清原和博まで幅広い交流を誇る怪僧だ。パーティで司会を務めたのは、貴乃花親方夫人の景子さん(50)。すっかり貫禄あるおかみさんになったが、さすが元女子アナらしく、進行は手慣れたものだった。

「後援会には女性会員だけの『レディースクラブ』を作った。また、一門のおかみさんで『おかみの会』を結成しイベントをおこなうと謳っており、これらは景子さんの発案に違いない」(前出の角界関係者)

 貴乃花親方の「改革」を後押しし続ける景子さんは、晴れ舞台で不敵な笑みを見せていた。ところで気になるのは、会には一門の親方以外に、時津風一門から錣山親方、湊親方、時津風親方ほかが出席し「貴乃花グループ」と紹介されたこと。湊親方は部屋の人気力士、逸ノ城までともなっていた。

「貴乃花親方は角界の古い体質を、時代に合ったものに変えていこうとしている。一門とか派閥を超えた新しい時代展望のもとに、集まったということだと思います。次の選挙のことも、頭の中にないわけではないでしょう」(元NHKアナウンサーの杉山邦博氏)

 前述の“貴の乱”以来、理事は改選のたび選挙にもつれ込んでいる。次回の理事選は来年1月末。貴乃花一門の基礎票は8票(貴乃花、常盤山、音羽山、西岩、阿武松、不知火、大嶽、立浪の各親方)だ。ちなみに前回の当選ラインは7票で、貴乃花親方は9票を獲得している。

 着々と勢力を伸ばす貴乃花親方。来年の理事選で4選を果たしたとき、景子夫人はまたしても不適な笑みを漏らすに違いない。

(週刊FLASH3月24日号)

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