「NHKと日テレは、ギャラの一括管理をしている部署があり、タレントの過去の実績を基準に決めている。そのため、制作局がそれを上回る値段でタレントサイドと交渉を進めても、通らないことが多い。一方、TBS、フジ、テレビ朝日は、制作局の立場が強く、現場のプロデューサーが決めた“言い値”が通ることが多い。だから、後者のテレビ局のほうが、一般的にギャラは高くなる」(民放テレビ局員)

 これまで本誌が幾度か報じてきた、芸能人のギャラランキング。それは、大手広告代理店とテレビ局のキャスティング担当者の調査により作成される潜在視聴率と実績によって、金額が決定する。しかし、最近のテレビ不況などの影響で、変化が見られるようだ。

 今回、本誌はこれまでの一律ギャラではなく、「テレビ局別ギャラ表」(ゴールデンタイムの連続ドラマ1話あたりの出演料)を独占入手した。そこで男優編を見ていきたい。ちなみに、名前の順番は、複数のテレビ局関係者の取材を基にした、「今使いたいタレント」のランキング順。

 その栄えあるトップは、『マッサン』で堂々の主演を張った玉山鉄二(35)。やはりNHK朝ドラの影響は大きいようだ。

「これまでトップ20にも入っていなかったが、日本全国で知名度が上がったのは大きい(NHK・140万円)。ただ、共演のシャーロット・ケイト・フォックスや堤真一ほど印象を残せなかったとの声もあり、次回作が正念場だ」(民放プロデューサー・以下同)

 「今使いたいタレント」2位は昨年のNHK大河『軍師官兵衛』に主演の岡田准一(34)が入った。

「ジャニーズ勢トップ。100万円の日テレより、テレ東のほうが180万円と高い。これはテレ東『永遠の0』ドラマ化主演の話があったため」

 「今使いたいタレント」3位はいまだに一昨年放送『半沢直樹』の印象が強い堺雅人(41)。今クールは中園ミホ脚本の『Dr.倫太郎』(日テレ系)に主演している。

「民放では貫禄のギャラ(TBS・250万円)ですが、意外とNHKは安い(100万円)。これは主演がまだないためだが、来年は大河『真田丸』が決まっており、ドーンと上がるはず」

 「今使いたいタレント」4位、5位は実力派の西島秀俊(44)、堤真一(50)が余裕のランクイン。

「西島は今クール『流星ワゴン』などTBS主演が多く、ギャラも高め(250万円)。テレ朝(200万円)が彼を使いたいと狙っているとも。堤は、連ドラ主演は少ないが、『Dr.倫太郎』に出るという噂があった(テレ朝・180万円)」

 好きなタレントのギャラを知ってから番組を観ると、また違った視点で面白くなるはずだ!

(週刊FLASH5月12・19日号)