「完全に自分を見失っていた」と敗戦を振り返った錦織圭(25)。3日(日本時間)の全仏オープン準々決勝、地元フランスのツォンガ相手にフルセットに持ち込んだものの、最後は力尽きた。グランドスラム制覇には、まだ何かが足りないのか。海外のベテラン記者たちの客観的な声を取材した。

「ハードコートの全米か全豪ならチャンスはある。しかし体の小ささが問題」(スコットランド人記者)、「サーブがポイント源にならないのは苦しい」(スペイン人記者)、「現代のテニス界で、パワー不足は致命的」(スイス人記者)、「ジョコビッチら、強豪に勝つには強力な武器がない」(イギリス人記者)など、厳しい意見が多い。

 なかには、「成長著しいし、次にグランドスラム初優勝を果たすのは、ケイかラオニッチだろう」(米国人記者)という好意的なものもあったが、「ただ怪我が多いのが課題」と続ける。やはりもうひと押し、何かの力が必要なのだろうか……。

 なんてことを考えていたら、ふと目に入ったのが、錦織が試合で使っているバッグ。なにやら可愛いストラップがついているではないか。

「『吉田くん』ですね。島根県PR大使のアニメキャラクターです。5月の試合中、テレビで大きく映し出されて話題になりました」(テレビ局関係者)

 ストラップの販売元によれば、「3年前から販売して、これまでのべ4千個出荷しています。最近の錦織効果で、一気に在庫がなくなりました。今は4千個追加製造し、今月20日前後には店頭に並ぶ見込みです」(マルニシ物産・西尾貴延社長)とのこと。島根県出身の錦織が、どういう経緯で入手したかは不明とのことだが、日本神話に登場する出雲ゆかりの神をモチーフにした「吉田くん」が“お守り”代わりだったとは。

 だが、よく見ればこのストラップ、5月まではあった雲の部分が壊れてなくなっているではないか。まさか雲を失った“お守り”のせいで、エア・ケイが不発だったのか?ウィンブルドンは今月29日開幕。新しいストラップを入手し、“神の力”を借りて、夢の頂点へ駆け上がってくれ!

(週刊FLASH 6月23日号)

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