「僕は元ボクサーなんで、減量の経験はありますが、今回はライザップのトレーナーの言うとおりにやってみた。おかげで、体づくりの知識が増えたと思います」

 そう語るのは、CMでビフォー・アフターを披露した赤井英和(55)。いま、ダイエットのライザップが話題だ。テレビをつければ大量のCMが流れ、駅には巨大な看板。「結果にコミット」が売りだが、会員からは批判の声も上がっている。

「ライザップと契約するとき、いろいろなプロテインやサプリをすすめられました。僕のトレーナーは良心的だったので、『プロテインは市販のものでいいよ』と言ってくれましたが、あとでほぼ同じ成分のものをアマゾンで調べたら、ずいぶんと値段が違っていて驚きました。トレーニング以外では21時以降の食事は禁止。肉と魚はOKですが、炭水化物を徹底的に抜き、果物、お菓子、清涼飲料水もダメ。要するに食べるのを我慢するダイエットなので、誰にでもできます。でも、会員は大枚をはたいているから、元を取ろうと思って頑張りますよね」(週2回、都内のライザップに通う会計士)

 ライザップの費用は2カ月間(16回)のスタンダードコースで29万8千円。これに入会金5万円で、およそ35万円。だが、それにプロテインやサプリメントが次々に加算され、実際には契約時点で50万円を超える場合も多いという。また、かつて同社に在籍した元トレーナーの中には、ライザップの方法論に疑問を呈する人も。

「ライザップの低糖質ダイエットは、初心者だと倦怠感や脱力感を覚え、仕事にならないこともあるでしょう。それに、やめたらすぐにリバウンドすると思います」(元トレーナー)

 大手広告代理店のCM制作者によると、ライザップと赤井英和の間で交わされた契約料は推定3千万円。そんな彼に、リバウンド疑惑について話を聞いてみたところ、次のような答えが返ってきた。

「スタート時は77キロ。2カ月間、週に2〜3回通ったおかげで7キロ落ちました。その後、映画の撮影などで、ライザップには行けてません。それで1キロくらい増えたかな。腹はお見せできませんが、私は内容に満足しているし、時間を見つけてまた通いたいと思っています」

 赤井がライザップに否定的な発言をするはずはないが、記者がみたところ、たしかにボディは締まって見えた。ある陸上の指導員はこんな警鐘を鳴らす。

「ライザップの炭水化物を断つ指導は、体重を一気に落とす短期決戦。体脂肪を一気に落とすのはかなり危ないので、素人は気をつけたほうがいい」

 締まった体は魅力的だが、短兵急のダイエットにはリスクも多いことを肝に銘じておきたい。

(週刊FLASH7月7・14日号)

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