5日、カナダ女子W杯決勝をバンクーバーで米国と戦い2−5で敗れ、銀メダルに終わったサッカー日本女子代表なでしこジャパン。だが、前回大会に引き続き、彼女たちを取り巻く環境は一変することが予想される。まずは海外移籍だ。

「山根、有吉、鮫島、阪口らが候補。国内組でも年俸は500万円程度で、移籍でもほぼ変わらない。ただ、海外移籍なら協会から1日1万円が出る。シーズンを8カ月とすれば、250万円前後は、収入がアップになる」(サッカーライター)

 なかでも注目なのが有吉佐織(27)。「技術があり、左右のSB(サイドバック)をこなす」。大会前はその程度の期待だったが、試合を重ねるごとにチームにフィット。今大会、もっとも株を上げた選手に。159センチと小柄だが、相手に密着し、粘り強い守備でピンチを未然に防いだ。ふだんはクーバー・コーチング・スクールで受付事務として働き、電話対応、予約サイトの管理や告知のポスター制作をまかされている。

 もっとも世界には、米国のアレックス・モーガン(26)のようにCM収入なども含め、年収3億7千万円の選手もいるが……。そのCM業界も彼女たちに注目する。

「前回、澤らの契約金は2千万円ほど。今回はもう少しいくかも。その容姿から岩渕も人気だが、現在、トップ人気が試合中もバッチリメイクしていた宇津木。“汗をかいても落ちません”をコピーに、化粧品メーカーが狙うのでは」(広告代理店関係者)

 宇津木瑠美(26)の初代表は’05年、16歳のとき。長く代表に名を連ねながら、主力としてプレーしたのは今大会が初めてだった。長短織りまぜたパスでの展開力は大きなアクセントにも。目立ったのは、束ねた長い髪に目元バッチリのつけまつげの容姿。ノーメイク、あるいは日焼けを気にして顔が白くなるほどクリームを塗る選手が多いなか、ビジュアル的にも注目された。

 逆に、前回大会のヒロイン・川澄奈穂美(29)はアシストを決めるなどはしたが、なでしこ一の運動量は影を潜め、やや、物足りなさが残った。だが、彼女が持っていたアディダスのリュックサックは、チームの快進撃もありバカ売れ状態。完売店舗が相次いでいる。

 また、佐々木則夫監督(57)も恩恵を受ける立場。

「2千万円程度といわれる年俸も上がるだろうし、それ以上に懐ろを潤すのが講演料。前回大会後でも1回100万円といわれただけに、今回はトップクラスの200万円との話も。選手より先に年収1億円も夢ではない」(前出・ライター)

 羨む声も上がるだろうが、なでしこたちは、その“恩恵”を受けて当然の結果を残したのである。

(週刊FLASH7月21日号)

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