「7月14日、なぜか局内で『加藤が退社する』という噂が広まった。本当なのか?とみんなが疑心暗鬼になっていたら、翌日に記事が出た。スタッフルームはハチの巣をつついたような騒ぎになった」(フジテレビ関係者)

 加藤綾子アナ、30歳。世に言われる「女子アナ30歳定年説」のとおり、フジ退社、フリー転身が報じられたのは15日付の「スポーツニッポン」紙上だった。’09年からレギュラー出演する『めざましテレビ』を9月いっぱいで降板、同時にフリーに転身すると報じられた。

「早朝、新聞を見た『めざまし〜』のチーフディレクターがあわてて携帯に電話したが、加藤は話を濁した。やがて加藤が局に来たところで、別のスタッフが『退社するのは本当か?』とストレートに聞いた。ところが、やはり明確に否定しなかった。スタッフは『やはり辞めちゃうのか……』と意気消沈している」(同前)

 なにしろ、今年に入ってからのフジの局内はお通夜状態。安藤優子を司会に起用した昼のワイドショー『グッディ』は14日放送分の第2部の視聴率が1.1%のていたらく。鳴り物入りで始めた生放送の歌番組『水曜歌謡祭』も3%台を記録した回があるなどの惨状だ。

 さらに、「加藤の収入は現在1千500万円程度。フリーになればCM収入もあり、1億円は堅い」(別のフジテレビ関係者)となれば、エース・カトパンといえど、沈みゆくフジから逃げ出したくなっても不思議はない。

 しかし、局側もみすみす指をくわえて見ているわけにはいかない。なにしろ、この5年間に、フジはエース級を含む8人の女子アナに去られている。15日の定例会見で、亀山千広社長(59)はカトパンからメールが来たと話し、退社を巡ってのカトパンとの約束(「加藤が退社を考えるときは、最初に私に相談するというルールになっている」)まで持ちだして退社を全否定した。

「加藤が退社に向け、芸能プロと接触していたのは間違いない。だが、話がまとまる前にスポニチの報道があった。フジ上層部は寝耳に水だったので、否定するのは当然」(芸能関係者)

 カトパンは辞めづらくなった。

「亀山社長はこれから、全力で慰留にかかるはず。高島彩のときには、特別ボーナスを出すことで一度は慰留できた。同年代で彼女だけ、年収2千万円を超えたと聞いている。中野美奈子のときは彼女の希望を聞き入れて、『とくダネ!』の帯の司会の座につけた。加藤がいまワガママを言えば、なんでも通りますよ」(別のフジテレビ関係者)

 だが、カトパンの意志は堅いという。

「フジ上層部がいまプッシュしているのは2年めの永島優美だが、スタッフの間では、彼女はまだ実力不足とみられている。しかしカトパンは、永島を自分の後継者と決めてしまっている。いまカトパンに辞められては現場が困るのだが」(前出のフジテレビ関係者)

 退社したいカトパン、残ってほしい亀山社長。ハートのエースの去就を巡るバトルは、いよいよ最終局面に入った。

(週刊FLASH8月4日号)