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「5年前に映画が全部終わって、『釣りバカ日誌』は卒業したと思っていました。でも、街で『もうやらないんですか』って声をかけられたり、タクシーの運転手さんからもよく言われたんです。今回ハマちゃんを濱田岳君がやって、俺にスーさんをやってくれませんかという話が来たときに、ひらめいたんですよ。『なんかあるな。また違う実りがあるかもしれんぞ』って」

 

映画『釣りバカ日誌』シリーズで22年間、万年平社員のハマちゃんを演じてきた西田敏行(68)が、テレビでは社長のスーさん役。ドラマ『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』(テレビ東京系)が好評だ。故・三國連太郎さんが映画で演じた役を、西田が受け継ぐというサプライズ。「まさかを実現できたら、面白くないですか?」というプロデューサーのオファーに、1カ月熟考の末決断したという。

 

「僕は子供のころから三國さんの映画を観ていて、ほとんど悪い役ばっかりだったの(笑)。迫力ある凄い映画俳優だけど、近寄りがたいものがあった。それが、映画の『釣りバカ』でいっしょになって、毎年撮影を重ねていくうちに感じたのは、なんて心優しいおじさんだってことでした」

 

ドラマの現場で、西田は濱田岳(27)と広瀬アリス(20)に撮影の休憩時間に座れる椅子をプレゼントした。

 

「濱田君には、私の行きつけのお寿司屋さんを2軒ほど紹介しました。この間もいっしょに食事をしていたのですが、鹿島建設の人が3人店に入ってきてね。『あっ、鈴木建設の人がいる』って言われたからね(笑)。嬉しかったですね」

 

ところで『釣りバカ』といえば「合体」。ドラマでは描写は控えめとはいえ、合体を夢見るシーンも。

 

「若い夫婦でご覧になってたら、まあ、“合体”の数を増やしてもらってですね。少子化を防ぐために、子供をたくさんつくってほしい。それもまた、『釣りバカ日誌』の使命ですから(笑)」

 

(週刊FLASH12月1日号)

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